スケールヘリコプター用 ローターヘッド 開発中!
スケールヘリコプター用 ローターヘッド
マルチヘッド、いわゆる3枚~5枚また6枚などのスケールヘリコプター用ローターヘッドはありましたが2枚のローターヘッドは殆ど機体キットに付属しているヘッドを搭載していた。
マルチヘッド
2枚ヘッド
世界的にみても2枚ヘッドでスケールヘリコプター用は殆ど生産(販売)されてない!
ドイツのローターヘッド専門ショップでは2枚ヘッドを生産している。
ドイツのローターヘッド専門ショップでは2枚ヘッドを生産している。
しかし、通常の2枚ヘッドと殆ど変わらない!
販売されているとしてもUH-1 ヒューイ用のヘッドしか無いと言っても過言ではないです。
では、主な2ブレードのヘリコプターの機種はBELL社のAH-1、UH-1(212)、BELL222そして、BELL206です。
多くはお客さんは機体キットに付属しているヘッドをスケールヘリコプター用ヘッドとして使う!
しかし、実機が好きでスケールヘリコプターを飛ばしたいというお客さんの中にはヘッドも気になるという方も少なくないです。
例えば当工房の制作の中でも多い3機種を見てみましょう!
BELL222
一番上は実機です。
BELL206 ジェットレンジャー
ジェットレンジャーはヘッドの高さも気になるところです。
AIRWOLF
ヘッドの高さ的には大きな不満は無い。
ただ、現行のT-REXを使うと、高さはもう少し低いしレッドアルマイト塗装などにより実機感が下がる。
ただ、現行のT-REXを使うと、高さはもう少し低いしレッドアルマイト塗装などにより実機感が下がる。
HAJIME-FACTORYとしても実機を再現するレプリカカスタムであってもヘッドだけは入手可能なヘリコプターヘッドを使ってきた。
また海外で販売されているリアルタイプのスケールヘッドであっても精度、機能、構造、材質に問題がありトラッキングが合わなかったり振動が収まらなかったり中にはグリップがネジ切れるという事故もあった。
グリップがネジ切れて墜落したマルチヘッド
デザインがいくら良くても高回転で回りボディの全てを支えているヘッドが精度が悪い、構造に問題がある、強度に問題がある、素材に問題があるローターヘッドは使えない!
またワンオフのローターヘッドなど製造してくれる金属加工会社など無い!
もしあったとしても、とてつもなく高額になる。
おそらく数十万はするだろう!
しかも、正確な設計が出来なければ依頼など出来ない!
そこで、名古屋の金属加工職人の松永氏に相談しスケールヘリコプター用のローターヘッドの開発に着手!
このヘッドはAH-1やBELL222系のヘッド
ここで陸上自衛隊のAH-1Sの写真で画像合成してみました。
ヘッドの高さは許容範囲だが、やっぱりメーカーが刻印されていたり、レッドアルマイト加工されていたり、ツートンカラーであったり実機感は無くなります。
今まで機体キット付属のヘッドを使うか、違うメーカーのヘッドを使い少しでも実機感を出すなどの選択しかありませんでしたが、このAH-1用のヘッドを搭載するだけで実機感とカッコよさが増します。
※あくまで試作ベースのヘッドと画像合成なので違和感があるかもしれません。
もちろん、ワンオフでは無く量産タイプとして実機と全く同じ構造やデザインは難しいがスケールヘッドとして、機能性や強度また精度や性能も含め何度も打ち合わせをしながら進めてます。
グリップのデザインや長さ、またベアリングの大きさなど何度も試作品を加工しながら進めてます。
中央のセンターハウジング(ハブ)の部分も厚み5mmから4mmに変更。
上が4mm、下が5mmです。
上が4mm、下が5mmです。
長さや形状また厚みなどもテストフライトして詰めていきたいと思います。
現在、打ち合わせ→加工→打ち合わせ→加工を繰り返しながら理想的なスケールヘッドを開発中です!
実機が好きなスケールファンの声や希望により開発を進めているスケールヘッド!
使ってみなければ分からない海外製では無く金属職人の松永さんと共に作るメイドインジャパンのスケールローターヘッド!
完成を楽しみにしていてください😊