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貴重な資料と貴重なヘリ

こんにちは。Hajime-factoryです。

ゴールデンウィーク真っ只中ですが、皆さん家族旅行の方やヘリ三昧の方
そして仕事の方もおられると思いますがHajime-factoryも休まず稼働しています。

そんな中、姫路のAさんが本日、貴重な資料をわざわざ工房まで
持って来て下さいました。






航空技術1998年~2012年150冊以上

ヘリコプタージャパン1995年~2009年140冊以上









航空技術もヘリコプタージャパンも数少ない実機の本です。

右端はラジコン技術の1995年12カ月分です。

映画撮影用の架空のRCスケールヘリ制作のご依頼があり
その映画の時代背景が1995年ですので当時のラジコン関係を
調べてましたが、同年代1995年の実機資料も大変ありがたい
貴重な資料です。

この航空技術もヘリコプタージャパンも通常の書店では
販売されていないので定期購読になります。

Hajime-factoryにとって実機の資料はスケールヘリ制作において
重要な制作アイテムの一つになります。

同じ種類のヘリでも機体Noの違いや都道府県の違いにより
微妙に違います。一見分からないような違いが多くあります。

この雑誌(資料)を読んでいるだけでもヘリファンからすれば
非常に興味のある内容ばかりです。






写真も豊富にあり、技術的資料も濃い内容です。












姫路のAさんは、RCヘリ業界では有名な方でご存じの方も多いと思います。

ラジコン技術等にも、何度も論文原稿などで協力されていますし
講演などもされているRCヘリ業界の大先輩です。
また、現在のRCメーカー等にも技術協力も含め尽力されている方で
ヘリの構造やRCヘリの構造も含め大変深い知識と技術を持ってます。

そんな、Aさんが以前、来られた時に見せて頂いたスケールボディ





昭和46年にカルト産業の故 沖 宏之氏がドイツの
シュリューター氏からライセンスを取得され販売された
貴重なヒューイコブラです。






非常な複雑な構造のヘリですが、現在、復活させる為に制作されてます。






Aさんとは数年前からのお付き合いですが自宅は、まるでヘリ工房です。

昔の機体の宝庫で全てのヘリが大切に保管されてます。

このヒューイコブラのエンジンも自作で制作中。

現代では、大変に高性能なRCヘリが発売されておりヘリの構造を
あまり知らなくても飛ばす事が出来ます。

Walkeraなどに代表される小型ヘリは完全に完成済みで箱から出し
機体の僅かな調整と送信機のセッティングで見事に安定して飛びます。

しかし、当時のヘリはホバリングが出来、軽い旋回することだけでも
技術と深い知識が必要でした。

ある意味、RCヘリの難しさと楽しさが両立している時代だと思います。

昭和45年時代から見たら今のRCヘリは夢のような性能と精度です。

是非、復活され当時のサラリーマンの4カ月分の給料以上した
ヘリを飛ばして欲しいと思います。

日本のRC業界を創り上げた故 沖 宏之氏も喜んで頂けると思います。


Hajime-factoryは、スケールヘリを制作するだけでなく
現代の初心者や初級者の方々にRCヘリの知識や技術を
身につけて頂きRCヘリの本当の楽しさと深さを広めて
行きたいという思いがあります。

それは、安全と安心そして面白さに繋がります。
その事が、日本のRC模型業界の発展にも繋がります。

そして、RCヘリの歴史も知って頂きたいという思いがあり
Hajime-factory内にRCヘリの歴史として昭和40年代から
現代までのRCヘリやパーツまた資料を展示する
歴史館(場所)を作りたいと思います。

もちろん、Aさんのご協力無くしては出来ない事ですので
歴史館のご協力をお願いしました。

また、関西模型関係者の方々にもご協力頂きRC模型の歴史と
RCヘリコプターの正しい知識を広めて行きたいと思います。

Aさん、大変貴重な資料の数々ありがとうございました。



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