Hajime Custom Airwolf 120
こんにちは。Hajime-factoryです。
久しぶりの日記更新です。
お客様からメールや電話での打ち合わせで
「日記の更新が無いので忙しそうですね」
「体調には気を付けてくださいよ」
とお言葉を頂きます・・・(^_^;)
新年早々からバタバタしております・・・
日々、お問い合わせの返信や制作企画書また来房による打ち合わせ
遠方への出張など、なかなか日記更新が出来ず
ご心配お掛けしておりますm(_ _)m
また、遊びにお越しになられたお客様に、十分な時間を取れず
本当に申し訳ありませんm(_ _)m
制作スタッフは2日から全力制作です。
そんな中、昨年12月に企画しましたクリスマス企画の
Hajime Custom Airwolf 120も休む事無く制作を進めております。
2機のクリスマス企画でしたが何故か5機制作しています・・・
と言っても当工房が準備したHajime Custom Airwolf 120は
2機のみですが既にご依頼頂き引渡しが完了しているお客様
からの追加制作だけはお受けしております。
この日記を通じ少し制作報告をさせて頂きます。
と言っても最終段階の一部だけですが・・・
下の写真は加工したコックピットのパーツを組立しています。
このコックピットパーツを組立、そこからパテ成形や表面処理を
していきますので加工、組立だけでは完成しません。
そして、下地処理が完了しサフ状態の写真です。
しっかり乾燥させ塗装をします。
黒に見えますが真っ黒ではありません。
下の写真はフロント先端部分を成形した後で制作したノーズパーツを
取付、本体ボディ形状へ馴染ませていきます。
このような下地処理に時間を掛け綺麗にしていきます。
パテを盛り何度も形状確認をしながら制作していきます。
そしてフロント先端からノーズにかけて番手を変えヤスリで成形した後に
更にノーズのエッジ部分をヤスリで整えていきます。
この工程をするのとしないとでは完成した時のシルエットに影響が出ます。
下の写真は何をしているのでしょうか!
制作したパーツのピトー管、空中給油口をボディへ組込み
その周りの表面処理をしています。
このピトー管や空中給油口は全てカーボンロッドを
工具を使い削り出しで制作しています。
小さなパーツですが600クラスや700クラスなどの
パーツを同じ工程、形状で制作します。
下の写真のパーツは何でしょうか!
ドア部分のポストハッチです。
非常に小さなパーツですが実機からトレースしプラ材でCNC加工した
パーツのバリを綺麗に取り制作していますのでシール等では無く
立体パーツで尚且つ形状も実機と同じです。
そして、それぞれ制作したパーツです。
ツインエンジンのマフラー
パイプをカットし実機と同様に先端にかけて薄く加工しています。
ただパイプを斜めに切るだけでは実機マフラーの雰囲気が出ません。
もちろん、熱風で焦げたような塗装処理をしています。
垂直尾翼
大きさ、形状そして航空灯(ダミー)を入れる部分も実機同様な形状で制作。
120サイズと言えども妥協なく制作していきます。
機銃
機銃(チェーンガン)もベース塗装後に先端の焦げ塗装もします。
そして現在はベースのホワイト塗装が完了し、これからブラック塗装を
する為に丁寧にマスキングをしていきます。
この黒と白のツートンラインがウルフの重要なカスタムの一つです。
垂直ラインと流線型のラインを丁寧にマスキングで再現していきます。
このマスキングの仕上がり具合により塗装の成功と失敗が決まります。
このあと、ブラック系の塗装が完了しますと透明のウィンドウパーツや
給油口の加工に入ります。
ここまで完成するまでにボディの下地処理や加工を時間をかけ
しっかりしていないと塗装が綺麗に乗らなかったり完成した時の
粗が目立ってしまいます。どのスケールもそうですが下地処理や
表面処理が最も時間の掛かる工程の一つです。
スケールヘリコプターとなると、どのサイズであろうが、
どの機種であろうが制作する拘りと制作する情熱は変わりません。
写真や説明でお伝え出来ること、お見せできること、伝わる事は
僅かでお伝え出来ない事も多いですが完成しお引渡しをした時に
感じて頂けると思ってます。
これまで制作してきた、その他の工程等は本サイトで簡単に紹介しております。
Airwolf続きで以前、日記に掲載した制作中のAirwolf 600のコックピット
が完成していますので一部写真を掲載します。