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お客様練習用のスケールヘリコプター完成

こんにちは。Hajime-factoryです。


本日の日記は、HAJIME-FACTORY練習用機体です。

練習用機体と言ってもお客様が練習されるスケールヘリコプターです。

AIRWOLF600フルカスタムスケールヘリコプターをご依頼される場合
ランディングギヤ(引込み脚)左回転のご要望が多いのですが
引込み脚、左回転のスケールヘリ経験が少ない方が多く、引渡し時に
完成したAIRWOLFを飛ばして頂く前に、引込み脚、左回転仕様の
スケールヘリコプターで少し練習されてから引渡しをしたいと以前から
思っておりましたので練習用Bell222タイプのヘリコプターを制作しました。


以前から企画していた事なのですが、なかなか時間が取れず
進んでいませんでしたが最近特にAIRWOLF600のご依頼も多く
引き取りに来て頂けるお客様も増えましたので以前から深夜に
少しづつ時間を作り制作していました。


制作するにあたり万が一失敗しても良いように元々破損していた
スケールボディを修理して練習用の機体として使います。


使用したスケールボディはBell222の600sizeで随分前にお客様から
頂いていたボディがありましたので、そのボディを修理します。


フロント、スポンソン、テール部分、ランディングギヤベース部分
は破損も多く修理するより新品ボディを使った方が早いのですが
少しづつ時間を作り修理していきました。







破損部分は全てグラスファイバーとパテで修理し練習機と割り切り
仕上げは少々妥協しながら修理しています。

破損したボディを練習機で使用するので仕上げなどは二の次で良い
のですが・・・工房としてはキッチリと仕上げていかないと気持ち悪いです・・・

しかし、そこは練習機のボディに多くの時間は割けませんので
ボディ剛性に問題ない程度に仕上げていきます。

この時点の写真では分からないと思いますがフロント部分やボディ側面は
完全に割れておりピラー部分も離れスポンソン部分は陥没など
そこそこ激しい破損でしたが表面処理以外は綺麗に修復しています。


ボディがある程度修理完了すると中に機体を組込みテストフライトです。








テストフライトで問題無いので塗装に入ります。
もちろん、ヘリとしての調整やテストフライトは従来通りしっかり
調整していますので、スケールヘリにしてもほぼ問題無いレベルです。

練習機と言えどもボディの出来栄え以外はスケールヘリコプターとして
しっかり制作していますのでご依頼の完成機と変わりません。


そして、サフェーサー、マスキング、塗装へと進んでいきますが
せっかく塗装するので、あまり塗装しないデザインに仕上げていきます。


ここまで殆ど撮影などしていませんので写真はありませんが・・・



そして、デザインはと言いますと引き込み脚の左回転仕様の
スケールヘリコプターで最も多いご依頼はAIRWOLF600です。




AIRWOLFの練習機として使って頂くスケールヘリでベースが
Bell222と言えば・・・・




AIRWOLFファンならご存知のAIRWOLFⅡです。
通称RED WOLF!




シーズン2の中の1話にのみ登場した人気の無い?RED WOLFです・・・



AIRWOLF Ⅱ RED WOLFと言えばCIA長官がAIRWOLFに対抗?して
作らせた戦闘ヘリコプターです。









AIRWOLFのように膨大な費用を掛けて制作するのでは無く
Bell222のカラーを変えただけのようなヘリですが
ムービーの中ではレーザー砲が発射されます・・・


しかし、実機にそのような装置は無く当時の合成技術を使い
スポンソン部分からマシンガン、ノーズ先端からレーザー砲が
発射されます・・・・


結構、無理矢理感が強いムービーですが・・・









AIRWOLFⅡのご依頼は無いだろうと思いましたので
破損ボディ→修理→全塗装→練習機という流れの中で
RED WOLF仕様に塗装してみました・・・







ピトー管やワイパーなども付けてません・・・


左回転仕様ですがテールは右側についています。


600ボディのテールを左仕様にするには加工に時間が掛かるので
練習機と割り切り回転のみ左にしています。







ボディ加工の仕上げは完璧ではありませんが塗装はウレタンで仕上げてます。



RED WOLF・・・飛ぶとそれなりにカッコイイ?かも・・・







※写真ではレッドの部分が真っ赤に見えますが実際は朱に近い赤です。


世界的にも珍しい?AIRWOLFⅡ RED WOLFの
600sizeスケールヘリコプター完成です(^^)


これで、AIRWOLFやBell222を引取りに来られたお客様が
練習され引き込み脚、左回転の感触を掴みAIRWOLFを飛ばせると思います。



デモ機でも無く完全な練習機ですので誰が飛ばされても良いので
遊びに来られた方は飛ばして下さいね。



Ⅱという文字は、そのうち貼ります(汗




Comment 8

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こいちゃん  

No title

こんばんは、スケール機は制作難しいですね、私の持ち前の適当さで製作しています、付いて来たドアヒンジが頼りないのでメガネのフレームを切り離しヒンジにしてみました(笑)100m美人でもスケールヘリなら飛ばしていて楽しいかネ。スーパースケールは製作出来ませんがスケールヘリは大好きです。

2015/05/11 (Mon) 23:42

AIRWOLF  

No title

私も不安定で放置してる左回転仕様SRB-SG AIRWOLFの製作を再開しなきゃ。

2015/05/12 (Tue) 12:50

YAMATO  

No title

何時の日か製作するだろうな~、と思っていたレッドウルフ!ついに登場!でも、これも有りだと思いますよ。

ノーズの色により、機体の向きがわかりやすそうですね。

2015/05/12 (Tue) 13:47

hajime  

No title

> こいちゃんさん

スケール機の制作は難しいですね。
同じ種類のボディ同じ種類の機体で同じように制作しても違いがあります。

ドアヒンジをメガネフレームのヒンジ部分を使われたのですか?それは、一つのアイデアですね。
市販ボディのパーツは精度、強度など弱い物も多いです。
当工房は真鍮ヒンジやドイツのカスタムパーツを使用しています。

「スケールヘリコプターが大好き!」
それが全てです(^^)

2015/05/12 (Tue) 15:08

hajime  

No title

> AIRWOLFさん

左回転仕様SRBですか?SRBのAIRWOLFカスタムで左回転!
カッコイイですね。
AIRWOLFさんはアイデアが豊富で工作も得意ですので最高のSRB AIRWOLFを完成させて下さいね(^^)

2015/05/12 (Tue) 15:11

anchan  

No title

自分のを飛ばす前にこれで練習できるのですね、近くの人は良いなぁ~

しかし練習用と言え落ちたらと思うと逆に緊張するかもね。

2015/05/12 (Tue) 15:13

hajime  

No title

> YAMATOさん

「何時の日か制作する」「登場」という程のレベルでは無いですよ(^_^;)

ランディングギアのスケールヘリコプターの練習機は以前から制作したいと思ってましたので6月完成予定のヘリがあり引き取りに来られますので、それまでにはと思ってました。

そこで、練習機として飛ばされる方も躊躇されないように破損したボディを使い、全塗装するのならRED WOLFにしてみようかと思っただけです(^^)

確かにノーズが赤ですのでAIRWOLFより視認性は良いですね。
でもRED WOLFを制作して改めてAIRWOLFはカッコイイと思います(^^)

2015/05/12 (Tue) 15:17

hajime  

No title

> anchanさん

九州まで持参しましょうか(笑
それまで形があるかどうか・・・

練習機のスケールヘリですのでボロボロのボディでも良かったのですが、剛性や振動を考えるとやはり修理しないといけませんし、塗装をしない状態ですと練習される方も気分が乗らないと思いますので塗装をしました。

例え落ちても良い練習機であってもスケールヘリとしてカッコイイ方が良いかと・・・RED WOLFがカッコイイかどうかは別として(^_^;)

今のanchanさんであれば落ちる気がしません(^^)
AIRWOLF500もかなり綺麗に着陸出来たようですので完璧です!

2015/05/12 (Tue) 15:25

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