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スケールヘリとHAJIME-FACTORYの近況

こんにちは。Hajime-factoryです。

ここ数日は本当に暑いです・・・
本日は各地で危険な暑さとの報道も・・・
台風11号も西日本縦断のようですしの熱中症や災害には
にはくれぐれもお気をつけください。

工房内は人に厳しく環境に優しい設備ですので・・・暑い・・・
大型扇風機はありますが蒸し暑い風が・・・


そんな中で、ご依頼のFull custom AH-6J 600sizeベースとなる
MD500Dボディが届きました。
ご依頼者へ少し報告も兼ね記載していきます。






このボディを元にFull custom AH-6Jを制作していきます。
もちろん、制作、カスタム以前に下地処理をしっかりしておかないと
完成度に大きく影響が出ます。

下地処理が出来たゲルコート仕上げでは無いので
合わせ目の処理からピンホール処理も含め丁寧に処理していきます。




上の写真はR/C MD500D、下の写真が実機 AH/MH-6J
このMD500Dは下のAH-6J実機へとフルカスタムしていきます。







そして、このFull custom AH-6J 600sizeには、
前回紹介したフィギュアが搭載予定。

実機の全長が9400mm
RCの全長が1180mm

実機からいうと約1/8になります。

フィギュアが1/6ですので少し大きいかならと思っておりましたが
実際に乗せてみると、そこまで違和感がありませんでした。

下の写真は1/6フィギュアを乗せた状態です。
もうこの時点でカッコイイですね~!!
RCスケールヘリにとってリアルフィギュア効果は絶大です。


※拡大してご覧下さい。






下の写真はR/C MD500Dのキャビンに座らせている写真です。







そして、下の写真は実機の写真ですが・・・






実機に隊員が座っている位置はR/C MD500ボディのキャビンの
位置よりAH-6Jは下になりますしスキッドも短いです。




そこでAH-6Jとなった場合の位置にフィギュアを写真加工が置いてみました。






青いシルエットが元の位置です。


こう見ると実機の隊員の位置、大きさと違和感ありません。



そしてFull custom AH-6J 450sizeに写真合成で乗せてみました。






MD500 600と大きさを合わせフィギュアの大きさは、
そのままで合成してみましたが大きさの違和感がありません。


実際に完成した時に載せてみないと分かりませんが
写真合成の段階ではGoodです。


450サイズもフィギュアが乗ると実機感が格段にアップします!!


ただ、このリアルフィギュアは、そこそこ重量がありますので
数体乗せると大幅に重量アップになります。
600クラスですがメカ選びを再検討する必要があります。

それでも、リアルフィギュアがあると、かなりカッコイイのです。

このフィギュアの完成度を超えるAH-6Jを制作していきます。

ご依頼者のMさん楽しみにしていて下さい(^^)




その他のスケールヘリは約30機 納入されましたが、
その中にEC-145 600sizeも納入されました。

EC-145は2機

このEC-145はDoctor Heliと
某県のFull custom BK117-C2 消防ヘリになります。








そして、その他のスケールヘリ入庫です。





450size~800sizeまで




そしてHIROBOのドーファンも





こちらも某県の消防防災ヘリになります。




そして、現在、制作中のBK117C-1 JA291F

実機見学から写真では分からないようなボディ形状などがありましたので
再度、ボディ形状の一部を再制作です。

その他、ボディの細かなパーツ、装備、ホイスト関係を制作中


ボディ形状変更の再制作の部分がありますが
写真では分かりにくいですね。
これが分かればBK117-C1マニアです(^^)






BK117C-1 JA291Fは、もう少しで完成です。


完成後に再度、福井防災航空隊へ訪問に行きます。






その他、制作中の Full customの中にAIRWOLF600sizzeが
ありますが、制作中だけでも3機あり完成、納入のAIRWOLFに関して
言えば既に十数機のFull customが空を飛んでいます。


その中で先日、引取りに来て頂いた名古屋のKさんの
Full custom AIRWOLF 600です。










満面の笑顔で記念撮影のKさん
首を長くして待っておられたので自然に笑顔になります。
※掲載許可を頂いております。







写真では分かりにくい拘りやカスタム形状などを説明させて
頂きますと、皆さん「感動」されます。


カスタム制作はカスタムしたのが分からない程に自然に制作していきます。


まるで最初から完成されているかのように制作していきます。


その為、ベースボディを何度も見ている、ご依頼者さえ
比べなければ分からないようなカスタム箇所も多いです。




下の写真を見てベースボディから比較し大幅なカスタムから
ボディライン、形状の変化、パーツなど全て分かればウルフマニアです(^^)









当工房のご依頼者は制作依頼後は少しでも早く完成を見たいと
首を長くしてお待ち頂いておりますが殆どのご依頼者は
完成すると次のご依頼を既に決めている方が多いです。


「完成するのは嬉しいが完成してしまうのが何か寂しい」
と言われます。嬉しいはずが寂しい・・・
殆どのご依頼者が言われます・・・


先日もFull custom BK117-C2 450sizeご依頼のお客様に
その話をさせて頂くと「分かります」と・・・

そして、このお客様も納入(引渡し後)には既に次回制作の
Full custom Scale helicopterを決めておられます・・・




話題は元に戻しまして、このAIRWOLFをご依頼頂いたKさんは
ホークとドミニクのフィギュアを自作されました。



それが下の写真です。






素晴らしいですね~!
ドミニクが上のスイッチ類を操作しているようなポーズが
また、いい感じの雰囲気を出しています。


制作は相当大変だったようでKさんから


今回初めてフィギュア制作に取り組みましたが、
これほど、根気のいることだと思いませんでした。」

とコメントを頂きました。一つのフィギュアをカスタム制作するだけでも
想像より相当大変だったと思います。
それでも頑張って制作されたのは、Full custom AIRWOLF
に乗せるという思いからだと思います。



そして完成したフィギュアは素晴らしいですね。








本来、同機種のFull custom Scale helicopterを
掲載する事は無いのですがKさんが制作されたフィギュアのご紹介
も兼ねて紹介させて頂きました。






そして、この1週間の間にも数人のお客様が工房へ
練習も兼ね来房され、この暑さの中で練習です。






練習している機体はBK117 C2の心臓部となる
450size 4枚ヘッド跳ね上げ仕様の機体です。

この日は十数フライトの練習をされ帰られました。









そして私も練習・・・いやいや・・・調整中です(^^)

知らない間に写真を撮られてました・・・







この一週間も暑さに負けずフル稼働です。


また、纏めての日記更新となりました・・・






Comment 4

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ゲスト  

No title

スケールヘリって奥が深いですね。とても手が出ませんが、楽しく拝見させて頂いています。最近、防災(消防)航空隊増えている様で大変興味深いです。あと、製作予定のヘリは30機を越えているのが凄いです。ここのところ、熱波が続いているので、無理?しないで下さい。

2015/07/14 (Tue) 22:23

YAMATO  

No title

HAJIME FACTORYが製作するカスタムヘリは、もはや実機である。と感じています。

暑さの中いつもご苦労様です。

2015/07/15 (Wed) 00:34

hajime  

No title

> around2010さん
コメントありがとうございます。
スケールヘリも奥が深いですがRC、実機問わずヘリコプターが奥が深いです。
ディスプレイ模型では無く実機と同じく空を飛ぶものですので原理や構造またバランスなど全ての面において航空力学と構造が適用されますので奥が深くそして魅力も深いです。

防災消防航空隊や警視庁また医療ヘリなど目にする機会もあるヘリコプターですのでファンも多いと思います。
実機を実際に見る機会があれば更にスケールヘリコプターの魅力も増していくと思います。

スケールヘリには夢と希望が皆さん詰まっていると思います。
ホバリングだけでも楽しめるのがスケールヘリだと思いますが、そのホバリングがまた奥が深いですね。

お気遣いのメッセージありがとうございます。
多くのスケールファンの方々の夢と希望が詰まっていますので手を休めることなく頑張っていきたいと思います。

ありがとうございました。

2015/07/15 (Wed) 17:19

hajime  

No title

> YAMATOさん

光栄なメッセージありがとうございます。
そのように感じて頂けるスケールヘリコプターを1機1機、
制作して行きたいと思います。

100%実機を再現すれば実機では無く技術力で制作すれば実機では無く、技術力を基本に制作するヘリに惚れ込み、どのような依頼であっても拘り、妥協すること無く完成させていく「想い」が大切だと感じています。
ボディラインの表面処理なども指先の感覚でひたすらペーパーで均しながら実機を表現していく中での拘りやパーツ一つの制作においても可能な限り忠実にという想いなど完成後には分らないような工程の中に実機と感じて頂けるスケールヘリコプターがあるのだと思っています。

これからの季節はヘリにも人間にも厳しい季節になりますので体調を崩さないように頑張りたいと思います。
応援ありがとうございます。

2015/07/15 (Wed) 19:28

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