こんにちは。Hajime-factoryです。
工房のある兵庫県は30℃を超えてますが連日、強風で調整フライトに
影響があるものの風が無い30℃超えより涼しいです。
ただ、それでも工房内は太陽の日差しが入ってくるので暑いです。
そこで、ちょっとオシャレな簾を購入しシャッターの下に取り付けました。
簾一枚の横が2mですので2枚で丁度4m
シャッターの間口が4mですのでジャストです。
これが効果絶大で紫外線85%カットされ日差しも和らぎますので
工房内の温度(体感)が低くなりました。
これで、来房されたお客様が夏の日差しを少しでも和らげます。
紫外線がカットされること、日差しが和らぐことで
ここまで涼しくなると思っていませんでした。
しかも・・・ちょっと、オシャレな感じです。
もっと早く取り付けるべきでした・・・
外に「カフェ」という看板は立てると隠家的なカフェとして
人が入ってきそうな感じです。
美味しいコーヒーは出せますが(笑
そんな中で先日、当工房のお客様のKさんから
ステルスAIRWOLFプロジェクトという企画をスタートさせ
AIRWOLFのカスタム制作中写真を送って来られました。
以前から企画されていた事で、話としては聞いておりましたが
実際に製作開始でイメージが出来てくると・・・いいかも!
その写真が・・・・
※個人宅ですのでプライバシーも考え周りはボカシを入れています。
AIRWOLFとAH-1ZとFerrari Testarossaのコラボのようなスタイルです。
発想が素晴らしいですね~!!
AIRWOLFが終了して随分経過しますが今だに人気が衰えない
ヘリコプターです。そして、世界中で復活を望む声も大変多く
次世代のAIRWOLFのデザインを考えている方も多いです。
その一例が・・・
ステルス戦闘機のようなAIRWOLFや全くスタイルが変わったWOLFなど
様々ですが、今回のKさん制作のWOLFも新たな発想のAIRWOLFになりそうです。
しかも、Kさんはデザインだけでなく実際に形にしようと
している事が、また凄いですね~!!
完成が楽しみなのですが・・・
かなり大変なようです・・・
写真を見ただけでも、その大変さは想像出来ます。
壊れたボディの修復も入りますので・・・
カスタム制作には、バルサ、グラス、プラ材、パテ、樹脂など
様々な材料を使用しますが形を作るより下地処理、表面処理
が大変な作業だと思います。
四角い形など殆どありませんので全て流線型や円形のカスタムが
多くなります。そのカスタムを綺麗なラインや均等な表面にする為には
パテを形状を整え、そこからペーパーで表面処理をしていきます。
この工程を何度も何度も繰り返していきます。
この工程は、「材料」「技術」「根気」が最も必要になります。
簡単な修理と思っても、綺麗に違和感なく仕上げて行くためには
相当な時間がかかります。
Kさんはプロではありませんし、ご自身の趣味で制作されていますので
仕上がりを妥協したとしても相当大変な作業だと思います。
しかも、狭い部屋の中では取り回しも悪いし、出来るだけ汚さない
ように気も使いながらの作業は大変です。
指先の感覚で表面や形状を確認しながらペーパー作業をしていきますので
慣れと経験そして技術が必要ですが、Kさんの根気と挑戦心があれば
必ず完成すると思います。過去に例の無い最新鋭のAIRWOLFが
完成しそうですね!是非頑張ってください。
でも、ご無理をなされないようにお願いします。
真夏の作業や粉が舞う部屋では健康を害します。
樹脂もパテもグラスも体に悪いので・・・・
お客様制作のカスタムと言えば先日もHAJIMEに写真が送られて来ました。
HAJIMEのお客様が制作したUH-60 ブラックホーク 500です。
ALIGN製のUH-60にリベットパーツそして塗装をしたカスタムUH-60です。
フロントのエアー部分やリベットも大小と分けており
塗装も綺麗に仕上げウェザリング塗装もされています。
素晴らしい!UH-60 ブラックホークです。
精魂込めて製作したブラックホークの初フライトも無事終了されたようです。
多少、テールに違和感があるとの事で、ここから更に調整詰めですね。
青い空に青い海そしてカスタムUH-60
最高にカッコイイですね!!
このUH-60の製作者はFull custom AH-6J 600sizeご依頼者の
Mさんですが、この他にもAIRWOLF250などもカスタム製作されています。
京都のKさんにしても岡山のMさんにしても皆さん素晴らしいですね。
素晴らしいと言えば滋賀県のIさん製作のホークフィギュアです。
このホークフィギュアの反響が凄いです。
海外からの評価もそうですが当工房に来られたお客様は
皆さん「この方は素人では無いよ。プロだわ」と絶賛です。
特にご自分で製作された事がある方は、その完成度に驚かれます。
それは、カスタムスケールヘリにしろ、フィギュアにしろ製作の難しさと
大変さを体験されているからだと思います。
カスタム製作の難易度は想像しているより遥かに大変な事だと思います。
Kさんのように完全にワンオフのスケールヘリを製作される方は勿論ですが
リベットを一粒一粒貼り付けていく事も、根気が必要です。
リベットを貼りつけていけば良いのでは無くMさんのUH-60のように
全体のバランスやラインなども正確に並べて行くという作業は大変です。
MさんのUH-60は本当に綺麗に制作されてます。
HAJIMEに来房される時は是非見せて下さいね。
当工房のお客様で埼玉県のAさんと言われる方がいますが
Aさんはバイクのエアロパーツを製作されている方で
随分前になりますが写真を送って頂きました。
このBIGスクーターのエアロ加工、塗装をされたのがAさんです。
デザイン、製作、加工、全てオリジナルです。
勿論、プロですがデザインがカッコイイ!!
素晴らしいデザインと技術です。
Aさんは、現在リピートでフルカスタムスケールヘリのご依頼を
頂いておりますが、そのAさんより一通のメールが届きました。
その内容が大変光栄なメールでした。
非公開の写真の数々ありがとうございます。
早速拝見させていただきました。
やはりHajime-factoryさんの技術はピカイチですね。
世界一と言ってもいいんじゃないかと個人的に思います。
完成写真もすばらしいのですが、私的には制作写真に食いついてしまいました。
FRPやパテなどの作業が難しい事を知ってるだけに、写真を見ているうちに
鳥肌がたってしまうほどのインパクトを受けました。
表現しにくいのですがヤスリがけの力加減だとか、表面を指先で撫でた時の
微妙な感覚だとか、ラインのエッジの立て方とか・・・
本当に地味な作業の繰り返しなんですよね。
地道な下地作りの大切さは嫌とゆう程経験してるだけに本当に衝撃的でした。
これだけの細かい作業の大変さは経験した事の無い人には
中々伝わらないと思いますが本当に本当に大変なんですよね(T_T)
私なんか自分で作った物でも制作過程を思い出すと二度と
やりたくないと思う事もありますからね。
これだけ大変な作業ですから、やはりスケールが大好きな方に飛ばして
いただきたいと私も思いました。←私が言うのもおかしいのですが(笑)
バイクのエアロ加工をされる、ある意味FRP制作のプロの方に
このような光栄なメッセージを頂きますと本当に感無量です。
確かに実機を作り上げるカスタムスケールヘリ制作と言うのは
「技術」「経験」「根気」「拘り」そして「情熱」が
必要です。ただ、プロである以上「技術と経験と根気」は
当たり前で、それ以上に必要なのが「拘りと情熱」だと思います。
HAJIMEにフルカスタムスケールヘリをご依頼頂くお客様の
多くは「拘りと情熱」に対して認めて頂いている部分も
あるんだと思ってます。
そしてあるご依頼者から頂いたメールです。
写真を拝見させて頂きました。
何と言ってイイのか、何と表現してイイのか
全く解りません。
とにかく、素晴らしい!!!!!!!の一言です!!!!!!!
やはりお願いしてよかった。
表現箇所が徹底的に拘っているのが写真から感じ取れました。
パーツ1つとっても、大変納得出来る仕上がりになっています。
なんて言ったらイイですか?本当にため息しか出ません。
完成が楽しみで仕方がありません。
私もこの仕事に就いて20数年の一応プロです。
職人気質のHAJIME-FACTORY皆様、工房crewの皆様の
お考えについて大変賛同できます。
消費者(依頼者)側にとって大変心強く、とても信頼でき大変ありがたいことです。
世の中には自称プロと申される方たちが多数存在し、
私も何回かお会いしたことがありました。
〇〇関係ではありませんが、もう少し下調べして対応してほしかった・・・
人当たりは良いのに大変残念・・・という感じです。
スケールヘリの愛好者たちに楽しみを与えている
それも世界規模で楽しみにしている人がたくさんいる・・・。
次元が違いますね。
多かれ少なかれ私もHAJIME-FACTORYの大ファンです。
人柄、工房crewの皆様の拘りが垣間見え
妥協しないところに惚れました(^^)。
このメールを頂いたのは、ある職種の本当のプロの方からです。
私どもからすれば到底敵わないプロです。
そのプロから認めて頂けると言うのは感無量です。
こう言った言葉や感動を頂けるからこそスケールヘリ専門工房として
364日休むこと無く、ご依頼者のスケールヘリ制作に打ち込めるのだと思います。
仕事だから、お金を頂いているからだけでは出来ないと感じています。
1機だろうが100機だろうが同じ「拘りと情熱」で制作し続けていく
事が、HAJIMEの想いであり理念の一つでもあります。
先日、京都のKさんが来房され表面処理の制作現場を見て帰られました。
と言うより遊びと練習を兼ねて来房されたのですが(笑
そこでペーパー作業の工程の話になり基本的な工程はKさんが
されている工程を変わらない事をお伝えしました。
勿論、そこには経験と技術がありますのでKさんのご苦労とは
違うかもしれません。プロが簡単そうにやっている事も
一般の方が、やると相当大変だと思います。
制作段階を見ると「あれが・・・これになるの?」という感じです。
あの荒れた部分が・・・というようにパテ成型には根気が必要ですね。
グラス成型しパテを塗り均していく工程を繰り返していきます。
制作中であったAH-1Zのペーパーがけ部分のみを記載します。
下の写真はバイパーのツインマフラーの部分をFRPで制作し
ペーパーで均している写真と塗装前の完成写真です。
そして下の写真はバイパーの特徴的なフロントとレーダー部分です。
そして下の写真は側面のチャフが取り付けられている部分を制作している写真です。
左の写真はペーパーがけをしています。右の写真は、指先の感覚で形状を
確認しながら制作している写真です。そして塗装前の完成写真です。
そして塗装前の完成写真です。
完成するまでには、様々な問題や難しさなどもありますが
その全ては「夢と希望を叶える」という想いだけで進めて行きます。
フルカスタムスケールヘリをご依頼頂くお客様は、それぞれ様々な
「夢と希望と拘り」があります。
その夢と希望と拘りを叶える事と、それを少しでも超えて叶える制作が
HAJIMEのフルカスタムスケールヘリとして常に考えてます。
勿論、R/Cである以上、ボディの完成度以上にフライトの完成度も重要です。
最近、スケールヘリをカスタム製作されるお客様も増えております。
元々、模型制作が得意な方やセミプロの方なども、おられますが
全く経験が無い方もご自分なりに制作されているスケールヘリの
写真を送って来られますとHAJIMEとしても非常に嬉しいです。
「スケールヘリを楽しむ」方が増える!
カスタムスケールヘリだろうがスケールヘリであろうが
大きさ関係なく小さかろうが大きかろうがスケールヘリを「楽しむ」
この事がHAJIMEとして叶えて行きたい想いの一つです。
長くなりましたが、スケールヘリには夢と希望が詰まってます。
ご自身で手がけたスケールヘリにも、夢と希望が沢山詰まってます。
眺めるだけでも嬉しい
浮いているだけでも楽しい
そして、スケールヘリフライトの難しさと奥深さの中に
実機への憧れが含まれスケールヘリの醍醐味があります。
スケールヘリコプターに携わる仕事をさせて頂いている
その事が「誇り」です。