HAJIME-FACTORYの近況 2015-08-05
こんにちは。Hajime-factoryです。
しかし暑いです・・・
最近は、メールでも会話でもこの言葉から始まるように思います。
連日、体温を超える暑さが各地で記録されてますが当工房お客様もヘリの練習で
熱中症になり病院で点滴をされた方もいます。
警備員が熱中症で死亡したというニュースもありますが
ほぼ毎日道路警備の方が搬送されているようです。
工房も暑いです・・・
大型扇風機は2機ほど設置していますが、あまり涼しくないですね・・・
外の方が涼しい時があります・・・
この猛暑の中でのテストフライトも日々行っていますが
異常とも言える暑さですのでスケールヘリやEPヘリには厳しいです。
流石に、この暑さでは来房も少なくなってますが、
それでも打ち合わせやご依頼に来られるお客様ももおられますし
遠方から練習に来られるお客様もいます。
この猛暑の中でも遠方から練習に来られる・・・頭が下がります。
「スケールヘリを飛ばしたい」という思いだけで
この猛暑の中で練習に来られてます。
HAJIMEのご依頼者には、ラジコン歴40年以上のベテランの方や
F3C上位選手の方、また航空機関係者でRCヘリ上級者の方など
基本的にラジコン歴が長い方が多いのですがHAJIMEのスケールヘリを
飛ばしたいという夢と希望を持たれ来房される初心者の方も数名おられます。
「スケールヘリを飛ばしたい」という夢と希望に
HAJIMEとしても真剣にお手伝いさせて頂いてます。
20代の方から60代の方まで
「スケールヘリを飛ばしたい」という思いがあるからこそ
この猛暑の中で汗を流しながらも練習されている姿に
スケールヘリ専門工房として出来る事は全力で力になりたいと思います。
ただ・・・練習をされるのは良いのですが帽子や水分など熱中症対策は
万全にしてくださいね。
あまりにも暑いので工房の麦わら帽子を被って練習です。
工房へ練習に来られるお客様も多いですので麦わら帽子を置いています(^^)
練習に来られるのは良いのですが帽子を被らない方が多いです。
先週一週間で熱中症搬送者1万1600人余 過去最多と報道されてます。
この時期の練習は極力短めにされるか控えた方が良いです。
帽子を被らずにの練習は本当に危ないので気を付けてください。
また西日全開の時にお客様がフライトです・・・
写真でも見ると綺麗なのですが
実際は・・・汗が吹き出る暑さです・・・
熱中症には、くれぐれも気をつけてフライトしてください。
日々、スケールヘリの心臓部になる機体の調整をしていますが
今回、左回転用のスケールローターをハイプロダクトさんに
オーダーでお願いして600クラスの4枚ローターを制作して頂きました。
分かりやすいようにハイプロダクトのロゴに赤と青のカラーロゴに
なっており同じ色同士でバランスが合うように制作されています。
捻じれ方向は剛性が強く縦方向はシナリがあるという
スケールには理想的なローターです。
さすがハイプロダクトさんのローターだけあり
静、動バランスは完璧で尚且つ浮力がある非対称翼です。
バランス修正することなく取り付けただけですが
全く振動も無く低回転でも浮きが良く静かです。
素晴らしいローター技術です。
今後、当工房のご依頼者全てに勧めさせて頂きたいと思います。
左回転のスケールローターと言うだけでも魅力的ですが
それ以上にローター精度、性能が抜群に良く低回転でも
しっかり浮いてくれますのでスケールヘリのホバリングが
更に楽しくなると思います。
ローターでヘリは全く変わります。
良いローターを付けると浮き、安定性、飛ばしやすさ含め
全てにおいて劇的に変わります。
ハイプロダクトさんが、今後もスケールヘリのヘッド、ローターにも
力を入れていかれると言うことで当工房がお役に立てる事があれば
積極的に協力をさせて頂きたいと思います。
メイドインジャパンの技術力を世界へも配信して行きたいと思います。
ハイプロダクト製ローターのご相談は当工房でもお受けできますので
スケールヘリコプターのローター等でお気軽にご相談ください。
先日、お客様のBell222にサーチライトを取り付けました(^^)
Bell222にサーチライトを取り付けている機体は実機でも少ない
のですが、視認性も含めカッコイイですよ。
しかも、可動式です。
そして夕暮れショットです。
サーチライトがいい雰囲気を出しています。
夕暮れのスケールヘリは正しく実機です。
熱中症搬送者が過去最多の暑さの中ですが
本日、京都からKさんが来房され大型のスケールヘリ用メンテナンス台を
制作され持って来て下さいました。
これが・・・またデカイ!!!
3台も・・・
800クラスのスケールヘリが置けるようにと、この暑い中ホームセンターの
工作室で、合版をカットされ自宅で制作されたそうです。
しかも・・・HAJIMEのロゴ入りです!
スケールヘリ制作において、このような台は非常にありがたいです。
暑い中でHAJIMEの為に一生懸命制作して頂いたメンテナンス台!
大切に使わせて頂きます。
そして、日頃Kさんが練習で使用されている「コーン」も頂きました。
「工房へ来られるお客様の練習に使用して下さい」
と頂きました。
このコーンの大きさは450サイズのローターが当たらないほどの高さです。
こう言ったコーンで練習する事が非常に大切で
広い空間を自由に飛ばす事はヘリコプターの魅力の一つですが
決められた位置で止める、動かすと言った練習をする事は
ヘリコプターの奥深さと魅力を更に引き出します
特にスケールヘリコプターはホバリングが綺麗に出来ると魅力的です。
その為には、ヘリをコントロールする技術が必要になります。
ヘリコプターを飛ばせるようになるには操縦技術を覚えることで
ヘリコプターを綺麗に飛ばすにはコントロール技術を磨く事です。
風はある時でも同じ位置で同じラインで飛ばせるようになる。
その為には、このような「コーン」で練習が効果的です。
「コーン」を使用した練習方法は何種類もあります。
一つのコーンでの練習。3つのコーンで練習、4つ5つ6つなど
コーンを増やし様々な練習が可能ですので目標を持ちやすく、課題も分かります。
そして、Kさんが「コーン」を使った練習を見せてくれました。
いや~素晴らしいです。
コーン練習をしているのは知っていましたが
ここまでコントロール出来ているとは思いませんでした。
少し前までラダーターンの練習をされていましたが
今ではラダーターンも綺麗にされてますし、止める、動かすの演技が
かなり上達されてます。しかも450サイズのヘリでしっかり止めてます。
コーンの上で止める!そして水平に動かし左右のコーンの上で止める。
ゆっくりターンし水平移動。目の前のコーンの上で止める。
この一連の動きをゆっくり出来るだけゆっくりする。
その演技が綺麗に出来ていました。
この演技を確実に練習する為には450よりも30/550サイズ
50/600サイズの方が、より確実に練習出来ますので
そろそろ大きいサイズのヘリで練習することを勧めました。
それだけ良い演技です。
F3C演技や大会に出なくともヘリコプターの静と動の
演技を磨く事はヘリコプターの魅力を引き出し楽しさが何倍にもなります。
スケールヘリコプターを実機のように止める。
そして低空でゆっくり高度を維持し移動する。
風があっても同じラインで移動する。
ヘリコプターの静と動の本当の魅力と深さを知ると
ヘリコプターは一生の趣味になると思います。
Kさん!更に演技を磨き次回、来房された時は
検定と同じ演技テストをしてみましょう!
メンテナンス台と練習用のコーンのご提供ありがとうございました。
暑い夏特集のような近況日記になりました・・・
なかなか日記更新が出来ていませんが
HAJIMEは環境優しく人に厳しい工房内で
日々、全力で稼働しています。
スケールヘリ制作の近況は、
改めて日記に書いていきたいと思います。