HAJIME-FACTORYの近況 2015-09-21
こんにちは。Hajime-factoryです。
シルバーウィーク連休中ですが晴天に恵まれ日中の気温も
過ごし易くなってきましたのでラジコン三昧の方も多いと思います。
そんな中、昨日、姫路城でドローン(空撮用マルチコプター)が
天守閣の窓枠に追突し窓枠に傷がついたというニュースを見ました。
姫路城は世界文化遺産で尚且つ昨年45年ぶりの大改修が実質5年間
かけて完成したばかりです。
少なくとも、その行為が悪意や意図的にという考えでない事を願いします。
天守閣に追突したのが19日午前6時15分ごろとの事ですので
観光客は居なかったと思います。
一歩間違えば観光客が怪我をしていたかもしれません。
素晴らしい可能性を秘めているマルチコプターです。
人命救助、災害調査、自然調査など様々な分野で活躍しています。
誰もが購入出来、使用する人の「知識」「認識」「良識」
で便利な物も快適な物も危険な物になる「物」は沢山あります。
使い方を誤れば人命を失ってしまうような「物」も沢山あります。
マルチコプターが危険と言う事だけでなく
ごく一部の使う方の考えや認識などが危険なのだと思います。
それだけに様々な規制はやむ得ませんが空物ラジコンを「知識」「認識」「良識」
で楽しまれている方の足かせにならない事を願います。
マルチコプターの話題が長くなりましたが、ここから近況報告です。
世間はマルチコプターで盛り上がってますがHAJIME-FACTORYでは
RCヘリコプターやスケールヘリコプターが賑わってます。
ラジコンヘリコプターを始めたいというお客様も工房に
足を運ばれたり連休を利用して遠方よりご依頼や
見学また飛ばしに来られたりと
この一週間のHAJIME-FACTORYも賑わってます。
最近、HIROBOの電動コンバージョン仕様も多いです。
HIROBOのシャトルやスカディ(SDX)など非常に安定しており
初級者の練習には大変適したヘリです。
組み立て、調整依頼のSDX50電動仕様
そして、スケールヘリの機体もシャトルにしてます。
ボディはFun-Key製のBell206 550/30サイズです。
GP機の電動コンバージョンでクラッチ仕様ですので
起動時のモーター音がスケールヘリコプター内部に広がり
実機ヘリの起動音のような雰囲気が楽しめます。
そして、フライトは「飛ばしやすい」です。
上の写真はフライバーレスのシャトル
そして、下の写真はフライバーシャトル
2機ともHAJIMEで用意させて頂きましたが、
この2機のBell206は別々のお客様が偶然にも
全く同じ時期に同じカラーのBell206の制作依頼です。
本当に偶然なので依頼があった時はビックリしました(^_^;)
遠方よりお越しのご依頼者が左回転の
スケールヘリデモ機で練習です。
このデモ機は既に何人もの方が飛ばされましたが
いまだに無傷です(^^)
遠方からご依頼で来房されたお客様のHIROBO製の
AH-1Wスーパーコブラ
少し機体調整をさせて頂きましたが90サイズのスケールは
ドッシリとした安定性で存在感があります。
その他撮影はしていませんが、この一週間も全国から
スケールヘリファンが来房され工房前では
マルチコプターに負けなくらい飛び交ってます(^^)
そして工房では日々、機体の調整です。
下の写真はBK117(EC-145)の90サイズスケールの機体ですが
ローターヘッドはJR製のコーニングのあるフラッピング構造ヘッドで
実機と同じように静止状態では下側に垂れローター回転と共に
ローターは反っていきます。
ホバリング寸前の状態から静止状態
↓
↓
↓
完全静止状態
フラッピングヘッドはマルチヘッド(バーレス)でも
3軸を使用しなくても安定するようになってますが
このヘリにはCGY750を搭載しています。
調整次第では、かなり安定し機体も重量感のある動きが
可能になります。
これから更に詰めていきます。
スケールヘリの心臓部となり機体はHAJIMEの考える
「安定性」と「操縦性」になるまで徹底して調整を
繰り返していきますがスケールにすると
機体だけのヘリでは出なかったような問題も
出る場合がありますのでスケールに仮搭載後、詰めていきます。
カスタム制作に入る前にスケールヘリとして
しっかり調整を詰めて行き制作に入ります。
下の写真はフルカスタムのエアーウルフ完成後の最終調整フライト
そして、フルカスタムが完成したBK117C-1 の塗装前の最終調整
振動も無く浮き、安定性、挙動、操縦性全てOKですので
BK117C-1は塗装に入ります。
写真は明るく見えますが夕方の薄暗い時間帯ですので
露出が高く画質が粗くなってます。
どのスケールヘリも完全完成(納入)になるのをご依頼者は
首を長くして楽しみにお待ち頂いておりますがHAJIMEとしても
完成したスケールヘリの浮いている姿が一日でも早く見たいです。
完成したスケールヘリのホバリングしている姿は本当に感動します。
世間はマルチコプター(ドローン)で賑わっており
ラジコンショップでもマルチコプターが増えていますが
HAJIME-FACTORYは別世界なのか
スケールヘリコプターのお客様が、ますます増えています。
HAJIME-FACTORYはスケールヘリ制作だけでなく
日本市場におけるスケールボディの販売体制協力や
スケールヘリ関係の企画、監修を日々進めており
魅力あるスケールヘリコプターを市場に広めていき
一人でも多くのスケールファンを増やしていければと思います。