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調整フライト日和


こんにちは。Hajime-factoryです。


本日も比較的暖かく風も微風でしたので調整フライトです。

調整フライトはEC-145 REGA 450size 機体はV450D03






V450D03の純正モーターでは多少、トルク不足的な感じは
ありますが通常のスケールフライトをするには十分です。

前回の記事でも記載しましたが、この6軸ジャイロが良いので
ジャイロ調整は殆ど何もしなくてもOKです。





但し、組込みには少し加工と工夫が必要です。


本日、テストフライト時間が工房前からですと
逆光でしたので草むらに入ってフライトしましたが
その時に離陸する場所で活躍しているのが

お客様の京都のKさんが真心込めて
作ってくださった特性のヘリポートです。





重さが軽いので600クラスなどはダウンウォッシュで
ヘリポートが動きますが450サイズには完璧なヘリポートです。

このヘリポートを草むらの中に置き即席のヘリポートが完成。


そして離着陸です。






便利なだけでなく雰囲気、臨場感もあります!

Kさん!ありがとうございました!





今回のテストフライトはご依頼者へのアンプの
温度についての説明も含め
ホバリングメインと軽い旋回を5分ほど飛ばしました。

まず、2分ほどホバリングをし、
その後3分ほど何周か同じ旋回を続けました。


そして、着陸後の温度です。





アンプが67.5度
モーターが42.2度
バッテリーが37.3度

本日、外気温が15度と暖かかったのもありますが
67.5度は高いです。

カットにはなりませんがアンプの性能が低下します。

アンプの温度が上がるとオートカットだけでなく
性能や効率が悪くなり回転ムラやメカ(ジャイロ)などに
影響が出る場合があります。
特にBEC内臓の場合は影響が出ます。

下の動画は4分ほど飛ばしている状態からの撮影です。





旋回の途中で僅かな回転ムラとハンチング的な動きが
あるのが分かりますでしょうか?

スケールヘリの場合、機体だけのヘリよりも色んな意味で
シビアになります。

450クラスのスケールヘリだから大丈夫では無く
スケールフライトは、ホバリングメイン、
そしてゆっくりした旋回などスケールフライトが
メインになりますのでバッテリーやメカなどの
影響が分かり易い(出やすい)です。


下の写真は先日、EC-145 ADAC 450sizeのアンプに
小型のクーリングファンを取り付けて同じく
5分程度飛ばした時の温度です。





BEC部分の温度ですのでREGAと同じ場所であれば
37度くらいだと思います。

小さなクーリングファンひとつで温度が、ここまで下がりますので
スケールヘリの場合は小さくても大きくてもアンプ(ESC)に
クーリングファンを取り付けるようにするとアンプの持っている
性能を発揮し飛ばし易くなりますので出来るだけ
クーリングファンを取り付けるようにする事をお勧めします。

もちろん、アンプの種類やメーカーにより、この季節は
取り付けなくても良い物もありますが、あれば安心です。

また、ホバリングメインの場合と上空を流している時とでは
ホバリングの時の方がパワーを使いますので各部の温度も
上がります。上空を流している方が負荷も減りますので
アンプの温度が低くなります。

良く勘違いされている方がおられますがホバリングは
浮いているだけなので、パワーは要らないのではと
思っている方がいますが、ヘリコプターはホバリング時が
一番、パワーを必要とします。

ホバリングは機体の重量を全て受け止め浮いていますので!





本日、もう一機のテストフライトです。






HAJIME Custom scale helicopter
BK117C-2 JA016W Doctor Heli 600size






フライト時の写真がありませんので夕方に撮影しました。







最終テストフライトも完了し全て完成しましたので
後は、ご依頼者が引き取りに来られるまで工房内で待機です。







しかし、本日は暖かかったですね~!


日中の温度が16度~18度で風が少ない日が
一年中続けばいいのに・・・!




Comment 2

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敏ボー  

No title

こんばんは。

私のベル222の、パワーユニットのフレイヤー・エボの
テールの高速上下振動は、
スコピーモーター330KVのタイミングは5degとなってますが・・・
12degで大丈夫の指示を頂きましたが・・・
電圧エラーを拾ったり、タイミングが合わない転流が出るなどのエラーが問題みたいです。

使ってる JETI SPIN 125 には、タイミングのオート設定が出来ないので
コントロニク JIVE Pro 120+ HV にコンバートして
タイミングをオートにして見ます。
これで振動は消えるモノと思いたいです!

2015/12/02 (Wed) 19:33

hajime  

No title

> 敏ボーさん

テールの振動はモーターのタイミングによりローター回転が安定していない事が原因だったのですね。

コントロニク JIVE Pro 120+ HVは非常に安定した高性能なアンプですしスコーピオンとコントロの相性も良いのでので良い結果で出ると思います。

振動が消え安定した回転で気持ちよくスケールが飛ばせる事を願ってます。

2015/12/03 (Thu) 19:24

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