本日の調整フライト
こんにちは。Hajime-factoryです。
本日は午後から雨でしたので午前中に製作依頼のヘリの調整を進めました。
機体はご依頼者持込のJR E6です。
半完成状態でしたが一度全てバラシて各部の確認も含め
組み立てです。
数日前に完成し調整をしてましたがアンプが急に機能しなくなり
モーターが回らなくなりました。サーボなどメカ類は動いてますので
BECは機能しているのですがモーターが回りません。
JRに問い合わせすると不具合のあるアンプもあるとの事で
無償で交換して頂きました。
そして、アンプが到着し再度、調整を進めてましたが
テールのハンチングが取れず構造的に何か問題があるのではと
言うことでJRに確認をするとテールグリップのベアリングが改善
されているとの事で、これも無償で交換です。
そしてテールグリップの到着待ち再びフライト調整です。
何の問題も無くテールのハンチングも解消され非常に安定した
飛ばしやすい機体に仕上がりました。
F3Cにも3Dにも対応可能な機体で飛びも素直で飛ばしやすいヘリです。
旋回においてもコントロールし易く旋回角度も素直なヘリです。
国内のJR製品だけあり親切設計な機体です。
メカは全てJRの純正品
一般のフライヤーが激しい3Dをする場合は捻り剛性を強化した方が
良いと思う部分もありますが、そこはフライヤーのフライトスタイルにより
フライヤーが好みの機体に仕上げていかれると思います。
結局、新品状態から変えたのはアンプとテールグリップです。
アンプはモーターが回らないという不具合がある程度報告されて
ますのでJRさんで敏速に対応してくれます。
そして、E6でハンチングが取れないと言われる方も
一度、JRさんへ相談してみて下さい。
こちらが内部ベアリングが新しくなったグリップです。
旧タイプのは写真を撮影してませんので変化は分かりませんが・・・
下の説明書が入ってました。
スラストベアリングからボールベアリングに変更されてます。
この構造の差だけでハンチングが解消されます。
良くテールのハンチングが取れないと言われる方は
JRの限らずグリップ内のベアリングを確認してみて下さい。
ベアリングの劣化ひとつでヘリの挙動は変わります。
JR E6はALIGN社のヘリとまた違う味のヘリで
全体的に素直で飛ばしやすい為、初級者にも向いているのではと思います。
550サイズとの事ですが各部の構造やギヤ関係など
メインシャフト意外500クラスのヘリ構造です。
飛ばしやすいヘリに仕上がりましたので依頼者へ発送です。
そして、もう1機は
ROBAN JAPANのスーパースケール
470サイズAS350 エキュレイユです。
このAS350 エキュレイユは470サイズですが
非常にスタイルが良いです。
しかも、コックピットの座席も全て再現されている構造が凄い!
これでノーマルです・・・
バッテリーも含め外部から一切見えない設計で
写真だけでは470サイズのスケールに見えません・・・
スタイル、ディテール含め素晴らしいです。
量産品で、ここまで仕上げて来るのは
さすがスーパースケールです。
ROBAN社のスケールボディ全体的に言えてますが
今回、ボディを全て見て感じたのはスーパースケールに限らず
海外の写真で見るより全然カッコいいと思いました。
もっと実物に近い、活かせる撮影をしてあげないと
実際のスケールボディの良さが分からないと思います。
スケールヘリは、ただのRCヘリでは無くスタイルやカッコ良さを
求めるのがスケールファンです。
それが、ただの物のような撮影や掲載が多いのは悲しいです。
このAS350 470sizeの依頼もそうですが実物を見ると即依頼です。
実際、依頼があり当工房も、はじめて箱から出したのですが
最初に出た言葉が「カッコいい」です。
スーパースケール700サイズと変わらないディテールとスタイル
そして、実機を再現するデカールも非常に良く出来ています。
ROBANには500クラス前後のスーパースケールも、
積極的に企画、開発して欲しいと感じます。
ROBAN JAPANへの協力でスケールヘリの
制作も増えたのですが
HAJIME-FACTORYのカスタム・スケールヘリは
手を休める事無く制作しています。