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HAJIME-FACTORYの近況 2017-01-07パート2


引き続きパート2です。

パート1のSさんジェットレンジャー初フライトの
様子を収めた動画をご覧頂いて分かったと思いますが
このジェットレンジャーにはDJI NAZA-H GPSを搭載しています。

実は、このDJI NAZA-H GPSを搭載する切っ掛けになったのは
当工房のお客様が搭載しているスケールヘリをご覧になり
体験してみたいというSさんの要望と年末に集まる予定だった
仲間を驚かせたいという、ちょっとしたイタズラ心もあり
Sさんから依頼がありました。

もちろん、DJI NAZA-H GPSについて色々と説明させて頂き
最終的に一度は体験してみたいという事で搭載しました。

そして、Sさんの希望通りDJI NAZA-H GPSを使い
GPSの初体験に大満足でした。






そして、もう一つの希望の通り仲間のKさんを驚かす事が来ました。





Sさん、それだけで大満足のようでした。


逆に「ドッキリ」を仕掛けられたKさんは本当にビックリされ
ネタばらしした時にも理解するまで少し時間が掛ったほど
Sさんの「ドッキリ大成功」でした。




ただ、今回の動画はドッキリ再現の為の演出が入った動画です。
あくまで再現VTRの為に撮影した内容です。

GPSに限らず3軸ジャイロにしても機体を制御している
メカ類に100%はありませんので制御メカを過信する事無く
フライトしてください。少しでも挙動がおかしいと感じたら
即座にフライトを終了し点検やテストフライトをして下さい。

この事は、すべてのヘリに言えてますし制御メカだけで無く
ヘリに違和感を感じたり普段と違う異音がしたり普段と違う挙動が
あれば無理なフライトをせず必ず点検をして下さい。




そして、この日Sさんはジェットレンジャーで
暗くなるまで練習していました。





練習はGPS制御を使わず通常フライトでひたすら練習され
何度かATTI(姿勢維持)モードを使い旋回の練習をしていましたが






その効果があったのかCGY750を搭載した450サイズの
ジェットレンジャーで今まで出来なかった(やらなかった)
地上3m位の高さを維持した旋回をされていたのは驚きました。





恐怖感から出来なかった旋回がATTI(姿勢維持)モードで
体験する事により機体の制御感覚を掴みCGY750搭載の450ヘリでも
出来ている事に、このDJI NAZA-H の効果があったのではと感じます。








ただ、FUN-KEY Bell206にT-rex550EFLを搭載するのには
なかなか苦戦しましたが最終的にボディ加工することに無く
搭載できた事とGPSモジュールやLEDモジュールが外部から
分らないように搭載には技術より知恵ですね。

殆どのスケールボディに言えていますがスケールボディに
マシン(機体)を搭載する場合、加工技術と知恵は必要です。

中には知恵の輪のような制作が必要なボディと機体もあります。

例えば、そのスケールボディが発売された時期の
マシン(機体)に合わせているとすれば、その後に出たマシンを
搭載する場合、必ずといっていいほど加工は必要で
中にはボディ加工だけでなくマシンの加工やサーボ位置の変更が
必要なボディとマシンの関係もあります。

もちろんメーカーがHIROBOのマシン向けに設計したボディは
HIROBOが搭載し易くALIGNのマシン向けに設計された
ボディはALIGNが搭載し易い場合もあります。

ただ、ALIGNの場合HIROBOとは違いマシンの変更が多いので
ボディ構造によっては難易度が変わります。

そして、重要な事は搭載出来れば良いのでは無く
いかに奇麗に搭載出来るかと、いかに快適なフライトが可能な
搭載が出来るかがRCヘリである以上、最も重要な事だと思います。



その事をクリアーしたカスタムスケールヘリを制作されたのが
京都のKさん制作のカスタムスケールヘリです。



そのカスタムスケールヘリとは








警視庁デザインのKカスタム BK117C-2 です。



まだ制作中ですが、かなりカッコいい!!








下の写真は以前持って来られた時のBK117C-2です。










それが、ここまで完成しています。





ここまで来るのに相当苦労されたと思います。

HAJIMEのカスタムスケールヘリをご覧になり
それをKカスタムと再現するのがKさんですが一見出来そうな
カスタムも実際に制作してみると想像を絶するほど大変な制作工程で
二度とやりたくないと感じているのではと思います。

それでも、ここまで頑張られたのは素晴らしいです。






そして、何より今回のBK117C-2 警視庁仕様は
機体の組み込み製作までKさんがされました。

本来、600サイズのボディですのでT-rex600か550で製作するのが
通常ですが、今回の警視庁ヘリは700を搭載しています。

その為、様々な加工とすり合わせや製作が必要で組み込む
だけでも大変だったと思います。


そして、この日は組み込み製作をした警視庁ヘリの初フライトです。


Kさんスタンバイです。










そして、緊張の瞬間!!










静かに浮上!!








素晴らしく安定してます!!


振動もありません!!


Kさん、操縦による初フライト成功!!!







いや~!カッコいい!!!







機体の組み込みに大変苦労されていましたが
難なく奇麗に浮上し振動も無く非常に安定した
BK117C-2 警視庁仕様のホバリングを見て
苦労が吹き飛んだと思います!!


おめでとうございます!!


その時に様子を動画で見たいと思いますよね!


撮影しています!!


是非、ご覧ください。


動画は念のため顔にモザイク処理をしています。
満足感の顔をお見せしたいのですが許可を頂いておりませんので・・・






しかし・・・この警視庁デザインカッコいいですね~!!









HAJIME-FACTORYとしても、この警視庁カラーのEC-135を
800sizeで制作したくなりました!









BK117C-1もいいかも!








と・・・HAJIMEのデモ機として制作したい妄想ばかり膨らみますが
依頼のスケールヘリが一杯ですのでなかなか進みません・・・



KカスタムのBK117C-2 警視庁仕様は
なんと・・・後部のハッチが開きます!






素晴らしい!!


Kさん!完全完成を楽しみにしています!!



HAJIME-FACTORYの近況 2017-01-07パート2でした。




Comment 2

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YAMATO  

No title

BK117C2の製作にあたり、HajimeFactoryの皆さんから沢山のアドバイスを頂き有り難うございます。

現在はジェットレンジャーの修理に頑張っておりますが、BK117警視庁仕様の製作に取りかかりたいと考えております。またアドバイスよろしくお願いします。

私もFactoryにお邪魔する度に夢がどんどん膨らんで止まりません。
昨年もFactoryからは夢をたくさん頂きましたし、かけがえのない友人も沢山作る事が出来ました。今年もよろしくお願いします。
夢と希望と感動のHAJIME FACTORY!万歳!

2017/01/08 (Sun) 12:32

hajime  

No title

> YAMATOさん

素晴らしいBK117C-2警視庁仕様に仕上がっており驚きました。
格好よかったです。本当に!
Kカスタムの中でウルフ以来のフルカスタムですね。
相当大変だっと思います。気が遠くなるような制作や処理の連続で当工房の制作を真似るだけでも「禁断の領域」もあります。
他の方で同じようなBK117を制作された方もおられ完成までに、ほぼ毎日やって一年掛かり実際に制作して何度も挫折しかけたと聞いています。そこからボディ形状、パーツ形状、精度、仕上げ、完成度を求められるのがプロなのかもしれませんね。

こちらこそ、かけがえのない出会いをありがとうございます。
そして、私たちが思っている以上にHAJIMEや私たちスタッフへの想いと絆をありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。

2017/01/08 (Sun) 18:33

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