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ヘリコプターの第二の顔?


こんにちは!Hajime-factoryです。

スケールヘリ組込調整製作依頼の中でお客様と打ち合わせを
しているとカスタム制作になる事が多くあります。


HAJIME-FACTORYの基本はカスタムスケールヘリや
生地ボディ(Vario、HIROBO、HS)からの制作がメインの工房
ですので色々と話をしておりますと、やはり「少しカスタムをしたい」
という依頼になる場合が多いのですが、その中で最近多い
カスタム制作を少しご紹介します。


スケールヘリ制作(組込調整)依頼の中で
多い機種は、ファンキー製で言えばBell222やAIRWOLFです。






そして、Bell222やAIRWOLFで多いカスタム依頼の内容は
ヘリコプターの胴体底部」です。


ご依頼者の中で実機ヘリの整備士の方も多いのですが
そのご依頼者からも胴体下部こそ第2の顔」と言われ
底部のカスタムを重視されてました。

スケールヘリは置いている時は胴体底部は見えないので
そこまで気になりませんがフライトをすると自分の目線より
上になりますので底部が目立ちます。


特にBell222は流線型の綺麗なヘリで装備も少ないし
引き込み脚ですので胴体底部は目立ちます。


HAJIME-FACTORYのホームページやブログをご覧頂いている方は
HAJIME-FACTORY=完全なフルカスタムスケールヘリという
イメージも多いと思いますが完全なフルカスタムスケールヘリは
年間に、ご依頼を受ける制作数を限らせて頂いてます。
また、実機を余す事無く制作する完全なフルカスタムスケールヘリは
一部に機種を除き、同一サイズで同一機種はお受けしてません。


例えば昨年の夏に引き渡しが完了しました
Kawasaki BK117C-1 JA291F Blue Arrow は
HAJIME-FACTORY制作としては最初で最後の1機です。


下の写真はお預かりした時の生地ボディ(中古)です。





 
そして下の写真は完成時の写真








このBK117C-1 JA291F Blue Arrowは
最初で最後の制作ですので世界で2機は存在しません。


ちょっと話がズレてしまいましたが

フルカスタム制作以外のスケールヘリの写真は
ホームページには掲載してません。


しかし、最も多いカスタム制作はフルカスタムでは無く
ポイントを絞ったカスタムスケールヘリです。


その中でも多い依頼がBell222やAIWOLFの胴体底部制作です。


下の写真はファンキー製 AIRWOLF 700/90のフライト時の写真






そして下の写真がBell222のフライト写真

カラーデザインはAIRWILFに似てますがBell222です。






そしてBell430





この胴体底部を再現するかしないかで実機感が大きく変わります。


置いている時は見えないのですが浮かし目線より上昇した
時には、やはり胴体底部は目立ちます。







下の写真は胴体底部の比較です。
写真は別の機体ですので多少、違うかもしれません。










ファンキーのBell222やAIRWOLFはスタイルが良いだけに
胴体底部をカスタムする事により実機感は各段にアップします。








ファンキー製のボディの底部には平ら部分があります。
HAJIME-FACTORYで制作する胴体底部は単に底部の再現だけでなく
その平らな部分も全て切り取り内部からグラスで成型していきます。


下の写真はファンキー製のAIRWOLF700/90










この平らな部分を切り取り成型します。





もちろん内部と外部からグラス成型です。







この部分の制作が出来てから胴体底部の制作に入ります。












この胴体底部カスタムはフライトの時だけでなく
置いている時のバックビューもカッコよくなります。

下の写真はフルカスタム制作のウルフですが
平らな部分が無くなりBell222の底部からテールにかけての
流線型ボディデザインが活きてきます。











そしてフライトスタイルのAIRWOLFです。








では、もし実機の胴体底部が無かった場合は






極端な加工例ですが、やはり何かさみしいですね!







VarioのAIRWOLで塗装も武器武装もウェザリング塗装も
全て素晴らしい制作をされているAIRWOLFですが
胴体底部の再現がされていないのは少し勿体ないですね。

厳密に言えば塗装ラインも多少違いますが!






下の写真は海外フライヤーのファンキー製のBell222ですが
胴体底部をカスタムされてます。

実機とは少し違いますし平らな部分は加工されてませんが
それでもいい感じです。









底部再現以外で言えばピトー管、テールアンテナ
などは定番です。AIRWOLFの場合は空中給油口は必須ですが!

下の写真はご依頼者に提出した資料です。

空中給油口以外はBell222のご依頼者も同じカスタム内容です。



現在もファンキー製 Bell222やAIRWOLF 700/90での
上記カスタム制作依頼中です。






今回の記事はBell222やAIRWOLFでご依頼の多い
胴体底部カスタムの紹介でした。





Comment 2

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敏ボー  

No title

私のは、
まさしく、ファンキーのベル222のボディーなんです。
腹までは見てなかったです。
凝る人は、どこまでも凝るんですね。

2017/01/31 (Tue) 12:37

hajime  

No title

> 敏ボーさん
胴体底部をカスタムしなくても、ファンキーのBell222はカッコいいので気にならないと思います。
ただ、当工房に来られると拘れるので拘ってしまいます(笑
実機が好きな方は、迷わずされるカスタムの一つです。

2017/01/31 (Tue) 20:33

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