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現役を引退したヘリコプターの行き先


こんにちは。Hajime-factoryです。

お客様や航空隊の隊員とヘリ談義をしてますと話題に出るのが
「国内の航空隊で現役を引退したヘリは、どこに行くのだろう」
という話題になる事があります。

海上保安庁のBell212は全て現役を引退しました。
そして、消防航空隊に採用されていたBK117C-1やB2などは
BK117C-2に入れ替わってきています。

中には、なかなか買い手が付かないヘリもあります。

国内の民間が購入する場合もありますが殆どは海外へ行きます。

海外には、自動車中古ディーラーのような
「新車・中古販売、メンテナンス、サポート」をしている
航空会社があります。


2015年10月8日にラストフライトとなった
岡山市消防航空隊 BK117C-1 JA6793 「ももたろう」も










最終的には海外へ出発しました。



「ももたろう」のラストフライト記事は


をご覧ください。






新たなオーナーの下で新たな活動で頑張ると思います。

少し気になるのですが、塗装デザインはどうなのか・・・
殆どが、このデザインのままです。
全塗装や塗り直しをするとそれだけ高額な費用が掛かるので
このままのデザインで運用されます。

その為、中には、このデザインのRC Scale Heliが海外で飛んでます。




ただ、公開日が2015年8月となってますので
「ももたろう」ファンの方かも知れませんが・・・





そして、神戸市消防航空隊 BK117B-2 JA6739 KOBE-1も
現役を引退してBK117C-2になってます。

下の写真は引退前の2014年10月に取材時の写真です。





この時の取材報告は以下の記事からご覧ください。




ただA6739 KOBE-1はBK117B-2なので
なかなか買い手がつかなったです。

下の写真は2015年12月に取材に行った時の写真ですが
この時点では、また行先が決まってませんでした。





2016年03月に末梢となってますので
どこかの国で活躍していると思います。




そして、BK117C-1 JA291F Blue Arrowも昨年引退しました。









福井県防災航空隊 取材訪問記事は以下のリンクからご覧ください。





そして、JA291F Blue Arrowは海外へ行きました。







現在、Oceania-Aviationという航空会社で次のオーナーを待ってます。





早く新たなオーナーの下で活躍して欲しいですね。





そして、海上保安庁 Bell212です。
国内で活躍してきた海上保安庁最後の
Bell212機体番号(レジ)「JA9930」でした。





2015年12月11日(金)に仙台航空基地でラストフライトを実施し
2016年1月13日(水)には解役式が実施されています。





最後のBell212 JA9930は2016年7月8日に除籍されたそうです。

海上保安庁のベル212は1973年に導入され38機運用!





42年の間、全国の日本の海を守り続け活躍した海保の
主力ヘリBell212はその役割を終えました。


そして、日本の海を守り続けた海保212は
殆どは海外で活躍しています。


海上保安庁 Bell212が国内から海外へ移動される為に準備中!






そして長旅を終えて海外のOceania-Aviationへ搬入!





ここから、メンテナンスや検査また修理、テストをされ
次のオーナーの為に準備します。

破損されたローターも修理










テストフライトを繰り返します。









日本の海を守り続けてきた「海猿」のBell212が
世界のどこかで新たな活躍をしています。






ちなみに機体の塗装でボディ側面にあるデザインは






アルファベットの「S」を表していて
次の意味がこめられているそうです。
Speed
Smart
Smile
Service
Safety
Search and rescue
Survuy

知りませんでした・・・

ただのデザインでは無くちゃんと意味があるんですね。


以上、「現役を引退したヘリの行き先」でした。








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