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スケールボディと機体やメカについて

こんにちは。Hajime-factoryです。



今回の記事は当工房へスケールヘリ組込制作の依頼時に相談の
多い機体選びからメカ関係またヘッド関係(4枚ヘッドの場合)について代表的なスケールボディと共に紹介したいと思います。



まずはFunKey製です。

FunKey製で制作依頼が多いのはAirwolf600/700及び
Bell 222の600/700またBell 206 jet ranger 550が最も多いです。


ご存じの方も多いと思いますがFunKey社はHIROBO社の
OEM先でお互いの付き合いは古く代表的なボディで
言えばAIRWOLFやBell222だと思います。

そして、電動ヘリが無い時代のボディでしたので
AIRWOLFやBell222に関して言えばGP用(エンジン)に
作られていた為、電動ヘリのようにバッテリーを頻繁に交換
する事が無かったので上部が開く方式になっています。





最近の電動を入れる場合、バッテリー等が入れにくい設計ですが
Bell222という綺麗なスタイルを再現する為と引き込み脚がある
ヘリですので今のデザインになったのではと思います。

電動が主流になり発売されたのがROBAN社のAIRWOLFです。

ROBAN社のAIRWOFはフロントが外れますので
バッテリー交換やメンテナスがし易くなってます。





また、FunKeyとROBANの違いは付属する引き込み脚も
違います。下の写真はどちらも標準で付属する引き込み脚です。

FunKeyは針金の引き込みROBANはアルミオレオ脚です。

両方とも標準で付属しています。





FunKeyとROBANのAIRWOLFはスタイルや構造の違いや
付属パーツの違いがありますので、どちらが良いかは
一概に言えませんし個人の好みもあると思います。

FunKeyはフロントが一体成型になっているので
AIRWOLFのスタイルはFunKeyだと個人的には思います。

左がFunKey 右がROBANです。

塗装技術やグラス品質、ディテールなど
全体のクオリティはFunKey製が勝ってます。







電動としてバッテリーが安易に交換出来尚且つ
オレオ脚が標準に付属するROBAN製を選ぶか、

フロントが一体成型になっているのでAIRWOLFの
スタイルと完成度で言えばFunKey製のように
思いますのでスタイル重視で選ぶか、

このあたりは個人の好みだと思います。

ただ、ROBAN製には700sizeのAIRWOLFは
ありませんので700sizeのスケールボディを選択されると
必然的にFunKeyになると思います。


何かAIRWOLFのFunKeyとROBANのボディ比較
のようになってしまいました・・・

記事を書いていると、伝えたいことが多く
ついつい横道にズレてしまいます(^-^;


ズレたついでに
当工房へAirwolf600sizeのカスタム制作依頼があった
場合は上部カバーを2分割にして制作しており
バッテリー交換が比較的簡単に出来るようにしています。

カバーはフックと強力マグネットで固定しますので
ネジを外しカバーを開けるという手間も無くなります。





それでは、まずスケールボディに搭載する機体です。
当工房でBell222やAIRWOLFまたBell206に搭載する
機体は殆どT-rex700、600、550になります。


下の写真は組込前のT-rex700と完成後のBell222-700です。





※下のBell222/700はオプションのアルミ製オレオ脚仕様です。




完成後のフライトテスト動画です。



写真は組込前のT-rex700と完成後のAIRWOLF-700です。





※下のAirwolf/700はカスタム制作されてます。またオプションのアルミ製
オレオ脚やHAJMEの機銃、ADFを搭載しています。





完成後のフライトテスト動画です。



写真は組込前のT-rex550と完成後のBell206-550です。






※ヘッドとローターは他社メーカーに交換しています。




完成後のフライトテスト動画です。




下の写真は組込前のHIROBO シャトルプラス+2 EPと
完成後のBell206-550です。





ヒロボーの名機シャトルも電動コンバージョンキットが
発売になりBell206-550の搭載機体はシャトルEPが
一番多くなりました。






完成後のフライトテスト動画です。






AIRWOLFやBell222及びBell206など2枚ヘッド及び
ローターに関しては殆どT-rex付属のヘッドを使われますが、

ご希望によりローターはHIROBOやハイプロダクト
また、DYのローターを使用します。

これは、ローターにデザインが無く実機感出るからです。
フライトに大きな影響が出る訳ではないので
拘らない場合はT-rex付属のローターでも十分だと思います。

ただし、ローターの違いによりフライト感覚や
ローターサウンドに違いは出ます。

スケールヘリに限りませんが特にスケールヘリの場合は
ローターを変えてもメカを変えても振動が出たり
フライト感覚が変わったりしますのでローターを変更して
終わりメカを変更して終わりという事はまずありません。
全て再調整、再セッティングが必要になってきます。






当工房に組込制作のご依頼があるスケールヘリに
関しましては殆どが電動仕様です。
その為、スケールボディに入れる機体はALIGN製が多くなります。

もちろん、他のJRやHIROBOの電動仕様に改良された
機体を搭載する事もありますしボディによっては
パーツを組み合わせワンオフで改造する事もあります。

全てのスケールボディに言えている事ですが
専用設計のボディでは無い以上、必ず加工や調整
またパーツ製作を伴います。

スケールヘリの製作マニュアルなどを出して欲しいと言う
声も聞きますがスケールヘリの製作手順や注意事項を説明
する事は出来ても全てのボディや機体で説明は出来ません。

スケールヘリで最も重要な事はスケールボディに
機体を組み込む事ではなくスケールヘリとして快適に
フライトが出来るように製作する事です。

その為には10機あれば10機違います。
全く同じボディと機体であっても調整が変わりますし
組込方法が変わる事があります。

もちろん、メカやローターまたヘッドなど
パーツによっても変わります。

スケールボディの入手や種類
機体の選択など分からない場合はお問い合わせ下さい。




Comment 2

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敏ボー  

No title

ロバンのボディーだと、
メンテやバッテリー交換が楽に行えますね。

私の、ベル222は・・・
飛んでは何の問題も無いけれど
着陸して、モーターカットを入れると
オレオ脚が高速四股踏みを始めるトラブルが出て来て
対策が必要です。

2017/09/24 (Sun) 18:44

hajime  

No title

> 敏ボーさん
ROBANは電動用に製造されたボディですのでバッテリーの交換はFunKeyに比べ自由度が高いです。スケールとしてのスタイルはFunKeyかな!
高速四股踏みの症状は、まだ改善されていないようですね。
近ければ見に行くのですが・・・
早く解決される事を願いします。

2017/09/25 (Mon) 00:52

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