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HAJIME-FACTORY友好工房 タイのPKM

こんにちは。HAJIME FACTORYです。

当工房のお客様からの依頼もありPKMのBell212 700sizeスケールボディを発注しました。

到着し破損状況や梱包状態、ボディの品質、スタイルなど確認の為に開封です。


とその前に
PKMはタイのプーケットにあるスケールボディ製造工房です。


殆どタイ国内のユーザーを対象に製造、販売している工房ですが最近はアメリカやヨーロッパにもユーザーが増えてます。

日本で言えば当工房もお世話になっている「HS-Model」のような感じだと思います。


PKMのオーナーと友好関係にあり今後、商品開発などコラボで企画、製造していく予定です。その為、今回、PKMボディの品質や対応なども確認の為にもPKMのスケールボディのラインナップの中では少ない700sizeのBell212を発注しました。


到着し梱包を開けた状態での写真です。

梱包は大手スケールボディ製造メーカーとは違い緩衝材が新聞で梱包されてます(^^;

破損も無く無事に到着しましたがゲル仕上げのホワイトボディに新聞紙で梱包するのは止めてほしい!

ホワイトボディのキットなので塗装も含め加工していくため汚れてても大きな問題は無いのですが、このあたりは日本人としての感覚なのかもしれませんね。

この事はPKMに伝えてますので改善されると思いますし今後、国際的に展開していく場合、ある程度、しっかりした梱包方法が必要になります。





全ての取り出し中身の確認の為に広げて見ました。

ボディ本体とドアなどの付属パーツそして窓などの透明パーツが入ってます。

ランディングスキッドは別売のようです。




Bell212としてのスタイルはいいです!





スケールヘリにとって、このスタイルやディテールが重要でカスタム制作する上でも非常に重要です。

スケールヘリコプターのスタイルが実機と大きく違ったりディテールが悪かったりすると、通常のカスタム制作では個人的に「満足感」は低いです。
形状(スタイルやディテール)をワンオフで作り直す事もあります。


ボディ全体のバランスも悪くない。





フロントウィンドウの立ち具合と幅もいい感じです。
ここはヒューイ系のヘリでは重要なスタイル(形状)です。





グラスファイバーの品質や貼り方また製造工程も悪くない。

このグラス品質や貼り方(製造工程)によりボディの耐久性や重量が決まります。




ボディ全体の品質も悪くありません。

ボディのパネルやラインも再現されてます。
パネルラインやウィンドウラインなども実機感があります。
付属パーツも綺麗に仕上がってます。歪みもありませんし形状も良いです。




ウィンドウ関係の透明パーツも問題ありません。
大きな傷も無く曇った感じもありません。綺麗に透明です。




トータル的に見てグラス成形のスケールボディとして合格ラインだと思います。

塗装完成済みの場合は既に完成していますのでグラスボディの素材や品質また製造工程や重量まで、意識が行かず気にならないと思いますが塗装や加工を伴うキットボディは制作者として、ボディ表面の状態、グラスの貼り方、グラスの品質、樹脂の塗り方、軽さ、強度などに意識がいきます。

塗装完成済みの場合、分厚いクリアー塗装によりグラス成形の品質や状態は分り難いです。

ここまで紹介してきたBell212は全長で約1650mmの700sizeですがPKMは500sizeのスケールボディをメインに製造しています。また、その種類は他社製造会社のラインナップには無いボディを製造しています。

塗装完成済みではありませんが他のメーカーには無い機種とサイズを製造しています。
























500sizeボディとし、ここまで揃っているメーカーも少ないです。
と言うよりグラスボディのメーカーとしてはPKMしか製造していないと思います。


そして世界のスケールボディとしても珍しいのが
最新の技術と高性能を誇る「NH90」です。

NH90は、自衛隊が運用しているUH-60とほぼ同規模の中型多用途ヘリコプター。かつて海上自衛隊の哨戒ヘリコプターや、次期多用途ヘリコプターの候補にあがったこともあります。共同開発に参画したフランス、ドイツ、イタリアをはじめ、ヨーロッパ諸国で広く採用されており、中東ではサウジアラビア、オマーンで運用されています。





007の映画でも登場した「Mi-8」
Mi-8(ミル8;ロシア語: Ми-8ミー・ヴォースィェミ)は、ソビエト連邦のミル設計局で開発されたヘリコプターです。






など、500sizeのグラスボディが、ここまで揃っている製造工房は
世界でも多分、PKMだけだと思います。


タイのPKMは従業員を何人も抱えているような大手ではありませんし、常にボディを大量生産しストックしておく事もありません。

小さなスケールボディ製造工房ですがタイのスケールファンやモデラーに支持されている有名な製造工房であり現在、多くの国から支援されてきている工房です。

これから更に良いボディの製造やパーツの開発また他社メーカーには無い機種やサイズなど高品質で尚且つスタイルを追求したボディの製造で発展して欲しいと思います。

PKMがグローバルな展開が出来るようHAJIME FACTORYとしても大いに応援し国内での流通も含め協力していきたいと思います。

現在は500sizeが中心のPKMですが、今後700sizeの製造も力を入れてくると思います。

スタイル(形状)やディテールそしてグラス品質の良いスケールボディを今後も製造して欲しいと思います。


最近は500sizeや450sizeまた600sizeのパイロットフィギュアにも力を入れています。




胴体は中空なので非常に軽い!!






大きさ的には500sizeや600sizeに合いそうです。
写真では2種類ですが他のサイズもオーダー可能だと思います。
可動式ではありません。




いい感じで塗装が出来れば500sizeや600sizeのスケールヘリパイロットしてはGoodだと思います。ディテールも良いと思います。
よく塗装完成済みのスケールボディに付属していたりコックピットに付属している海外製のビニールフィギュアと並べてみました。




塗装はされてませんが他メーカーのビニールフィギュアよりリアル感がありディテールもいいです。





小さいフィギュアを500sizeのAH-1Wと合わせてみました。




脚を切れば搭載可能です。大きさ的にもいい感じです。




塗装は必要ですが拘ったフィギュアが搭載出来そうです。
このサイズのフィギュアは、なかなか無いのでありがたいですね。





他にも跳ね上げ用のパーツも開発されており当工房も現在、テスト中です。






今回の記事は以前にHAJIME-FACTORYのWebSite内Blogでも掲載していた記事を改めてヤフーブログにも掲載させて頂きました。


PKMやHAJIME-FACTORYのパートナー工房についての詳細はWebSiteにページがありますので以下の画像をclickしてご覧ください。






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