「HAJIME-FACTORYにの制作について」※制作の中で一番難しく時間が掛かるのは? Part-1
こんにちは。Hajime-Factoryです。
今回のBLOGは「HAJIME-FACTORYにの制作について」です。
このタイトルの記事は以前から書きたかったのですが、ちゃんと説明しようとすると雑誌1冊分くらいになると思います(^^;
なので、このBLOGでは皆さんからの素朴な質問の中から出来るだけ簡単に書きます。
素朴な質問その1
「制作の中で一番難しく時間が掛かるのは?」
簡単に説明するのは難しいのですがその中で大きく分けて
「下地処理」
「ボディ修正」
「形状変更と合わせ処理」
「表面処理」
と言った見えない部分や分かりにくい工程に最も時間が掛かるかもしれませんね。
この4項目について簡単に説明していきます。
まず「下地処理」ですが、ゲルコート仕上げがされていない生地ボディの合わせ目などのセンターラインを埋めてピンホールなどを丁寧に処理していきます。
下の写真はセンターラインを綺麗に埋めた状態です。
もちろん、尾翼などのグラスパーツも同じように処理していきます。
同時にピンホールなどの生地の粗を綺麗に消していきます。
中にはピンホールを超えたような粗があるボディもあります(-_-;)
このピンホールやグラス生地の粗を完全に綺麗にしてから次の工程へ進めます。
ここまで全ての工程でキレイになるまで繰り返し続けていきます。
カスタム制作の場合は、これに加えて不必要なラインなども全てパテで修正していきます。
キッドボディにはゲルコート仕上げで綺麗にしているボディもありますが、ここも個体差があったりボディやドアパーツなどパーツの歪みなどあります。
ボディに関しては手元に来てみないと本当に分かりません。
もちろん、キットボディの場合、窓などは開けらてませんし搭載するメカニック(機体)によってはボディのカットが必要になります。
HAJIME-FACTORYへ依頼がある殆どが電動駆動での制作になりますしメンテナンスが、やり易いように加工していきます。
下の写真はカットした状態です。
このままでは合わせ目が均等ではありませんので綺麗に処理をしていきます。
キレイに合いました(^^)
そして、カットした部分に縁(耳)を付けマグネットで取り外せるように加工します。
また尾翼の取り付けなども強度と重量などを考慮して取り付け方法考え制作していきます。
キッドボディは土台なども取り付けられてませんしパーツが最初から無いキットや、あったとしても機体に合わなかったり強度が無い土台が殆どなので、そのボディと機体に合った土台を制作します。
土台や同枠だけでなくボディによっては剛性が無いボディもありますのでグラスやカーボンで補強していく事もあります。
こう言った制作(工程)も下地準備で完成すれば見えなかったり分からない下地制作です。
キットボディからカスタムスケールヘリを制作する上で重要な下地処理の簡単な説明でしたが、下地処理で言えば塗装完成済みスケールボディの場合は特に時間が掛かります。
その説明は次回のBLOGで(^^)