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お客さんが制作中のBell212を持って来てくれました。

こんにちは。HAJIME-FACTORYです。

今日のBlogは当工房のお客さんが制作中のBell212-700sizeを持って来てくれました。
これが、また製作途中と言うのにカッコいいです!


This Bell212 is produced by Mr.Tanaka.
Mr. Tanaka is our customer.
The Scale fuselage is PKM.


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そして随所に素晴らしい工作をされてます。

Bell212-PKM-Tanaka-2.jpg

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ボディはキットボディなので加工や塗装はされてません。

ボディキットは当工房とも交流のあるPKMです。
PKMのスケールボディに関しては以前、Blogで記事にしていますのでお時間があればご覧ください。


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それでは田中さんの制作を見て行きましょう!

ボディカットも綺麗に出来ています。
フロント部分は、しっかり作り込まれてますしヒューイの特徴でもあるコックピットのダッシュボード部分も完全再現されてます。

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ワイパーもアルミとバルサで制作しておりワイパーゴムもしっかり付いてます。
アンテナも、もちろんフルスクラッチです。


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フロントノーズ部分のハッチも開閉可能に制作してます。
カットもキレイ!


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この部分にバッテリーが入ります。スイッチも付いてます。
しかも、この同枠部分はバルサで制作されてますが


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非常にキレイにバルサ加工してます。
田中さんのバルサ加工技術は素晴らしい!

この床になる部分の工作など素晴らしいです。
キレイに仕上げてます!


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また、内部の構造も全てバルサ材で制作しており形状も仕上げもキレイです。
写真では、少しだけしか映ってませんがコックピット部分や椅子も全てバルサ材です。


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インテーク部分の形状も仕上げもキレイ!

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上部のダクトもアルミで制作!フルスクラッチながら形状も完璧です。

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ダミーのヒンジもフルスクラッチ制作!
HAJIME-FACTORYへ何度も見学に来られ当工房のBell212を見て再現されてますが田中さん曰く「苦労したわー」との事で簡単そうに見えるパーツや加工も相当苦労されたようです。

その甲斐あってヒンジもGoodの完成度です。

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そして、これもまた頑張って制作されたようでCockpitのレバーやペダルです。

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細かく作ってます!

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全ての形状やパーツまたディテールをHAJIME-FACTORYの真似をすると地獄を見ます(笑)

と田中さんのコメントです(^^;


ここから私も驚いたのですが、田中流のスケールヘリ制作の拘りです。

下のレドーム部分は国内で活躍するBell212には殆ど装備されてます。
もちろん、海外のBell212にも装備されている機体を多いです。

このレドーム部分の形状について当工房の拘りを以前、話をしたことがありますが、その拘りの形状をご本人として出来るだけ近い形状で制作したという事で大きさ、角度、広さ含め良く再現されてます。

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驚くのは形状では無く、実は、この中には同じ形状の鉛が入ってます。
そう!バランスを取る為に先端のレドームを利用し鉛にしています。


Bell212-PKM-Tanaka-21.jpg


しかも!テールの部分のディテール部分も鉛で制作しバランスを取ってます。

いや~素晴らしいです!


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キャビン部分のドアもスライド開閉出来るように製作されており、ボディ部分に溝がありスムーズに開閉可能!

そして、このスキッドも自作です!


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そして、もう一つ

これは、スケールヘリとは関係無いのですが田中さんらしいアイデアです。

下の写真を見て「ん?」

メインシャフトが太い???

と思われた方もいると思います!

Bell212-PKM-Tanaka-2.jpg


そう、これはシャフトでは無く田中さんが自作したマルチ・・・・

何ていうのだろう(^^;

マルチマスト?

このマストには3つの利点があります。

その1、機体を入れる事無くセンターが分かる。

その2、塗装する時に、このマストの穴に棒を入れると吊るす事が可能!

そして、3番目の利点は

ハンドルを付けて制作中のボディの持ち運びが簡単に出来る!!

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バランスが完璧で楽に持ち運べます!
さすがアイデアマンの田中さん!!


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素晴らしい!アイデアです!!!

しかし、Hueyはカッコいい!


ちなみに
ここまで制作するのに毎日2時間~3時間欠かさず制作して約8カ月です。

全て完成するまで、もう少しなので田中さんにとって製作期間1年の大作です(^^)


DSC08431.jpg


PKMのHueyは、なんと言っても、このフロントの形状と全体のバランスがいい!

ウィンドウガラスがキレイに透明と言うのも非常に重要なポイントです!

個人的にはVarioのHueyと、このPKMのHueyがスケールボディの中では実機に近い形状だと思います。

顔の部分だけでなく胴体の後ろ側からテールまでの形状も実機に近い
この部分が実機と違うと極端にHueyは「何か違う」になります!

下の写真はVarioのUH-1Dと実機のイラストとの比較です。
横からのスタイルやディテールを見ると殆ど同じです。
特にフロント部分と胴体からテールのラインと形状が重要です。

他のメーカーボディも同じように比較すると良く分かると思います。

名称未設定-5


という事で、工房へ持ってこられた(見せに来てくれた)制作中のBell212のBlog記事でした!

完成が楽しみにです!

色は決まっているようです!

なぜか・・・白だそうです!

HAJIME-FACTORYのBell212と同じじゃないか(笑)


Bell212-H-13.jpg


と言ってもHAJIME-FACTORYが制作しているBell212は近々、塗装に入りますが(笑)


今回のBlogも最後までご覧頂きありがとうございました。


次回は・・・です!お楽しみに(笑)


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