お客さんが小型フライバーヘリを飛ばした感想!
昨日、1人のお客さんから電話があり本日も1人のお客さんとチャットで話をしてました。
そのお二人のお客さんと話をしている中で感じた事!
それは「ヘリコプターを自らの操縦技術とコントロール技術で飛ばせてない」という事です。
この意味するところは、最近のフライバーレスシステムいわゆる3軸6軸ジャイロシステムです。
このフライバーレスジャイロの搭載したバーレスヘリコプターは、ここ数年で飛躍的な技術革新、開発が進み一昔前では考えられないほど、ヘリコプターは飛ばしやすくなりました。
高性能なジャイロシステムの恩恵でジャイロがヘリコプター(機体)をコントロールし、どのような状況でも安定させる力があります。
これにより、小さなマイクロヘリであっても驚くほど安定してます。
その反面このジャイロシステムを搭載したRCヘリコプターしか知らない方はバー付きのヘリコプターを飛ばす事が難しいと感じる方もいます。
もちろん、バー付きのヘリであっても調整やセッティングにより3軸ジャイロ並みに安定させる事は出来ます。
しかし、3軸ジャイロが補正しているヘリコプターとは違います。
特に450サイズや、それ以下のヘリは難しくなります。
ここで私の個人的な持論は
「今の高性能3軸ジャイロを搭載したRCヘリコプターはヘリコプター自らが止まっているのであって操縦者自らの操縦技術やコントロール技術で止めていない」です。
※当工房のお客さんとの話の中で感じた事ですので全フライヤーの話ではありません。
もちろん賛否両論あると思いますし「今の時代、素晴らしいジャイロシステムがあるのだから、あえて難しいフライバーヘリを飛ばす必要はない」と言われる方も多いと思います。
私もそう思います。
敢えて難しいヘリを飛ばす必要は無いと思います。
それよりも、高性能、高機能な3軸ジャイロシステム搭載で上空を爽快に飛ばす方が楽しいと思います。
他方「RCヘリコプターを止めるのは難しく、その難しいヘリコプターを自らの操縦でコントロールし止める」
事が、RCヘリコプター操縦の醍醐味でもあり面白さの1つでもあると個人的に思ってます。
今回、フライバーヘリを飛ばされたお二人のお客さんからの感想が・・・
「4本食わせてだいぶ慣れて来ました、しかし自分の技量が情けなくなりました。しかし頑張ります。
今まではヘリに遊ばれていたかと思うと情け無い、これからはヘリを操縦します。」
このお客さんはスケールヘリを非常に綺麗に飛ばします。
初心者の頃から見ている私たちも「上手くなったな~」とつくづく思います。
そして、もう一人のお客さんからの感想が・・・
「浮きました外で落ち着きがありません確かに自分の飛ばし方に、がっかりします。機体が止まりません。まず止まるように特訓ですね。難しいですが嵌りますよ。
私もこれで少しでも安定するようにがんばります。機体が止まっているのではなくて自分の腕で止まれるよう頑張って楽しく飛ばしたいです。しばらくこれで特訓です。本当にありがとうございます。」
というメッセージが届きました。
こちらのお客さんもスケールヘリを飛ばしてますし600サイズのヘリも飛ばされてます。
個人的な考えですが「ヘリコプターの醍醐味はホバリングにある」と思ってます。
そのホバリング操縦を自らの操縦技術で止めてやるのもRCヘリコプターの面白さだと思います。
その練習が、3軸ヘリであっても6軸ヘリであってもスケールヘリであっても感動するほど自らの操縦で止める事が出来るようになると思います。
そして、もう一つは、自分の操縦技術、コントロール技術が上がれば、どのヘリでも一定の安定性で飛ばせるようになると思ってます。
ヘリコプターが自ら止まるのでは無く、ヘリコプターを自らの指で止める楽しさと言うのも、またRCヘリコプターに嵌る、楽しむ一つだと思います。
誤解が無いように書きますが高機能、高性能の3軸ジャイロはセッティングでバー付きに近い感覚など調整次第で様々なセッティングが出来ます。
3軸だからド安定という事ではありません。
3軸であってもセッティングが悪いと調整が取れたフライバーヘリよりも操縦が難しくなります。
フライバーレスジャイロシステムは自分の操縦や感覚に合わせ、しっかり微調整をしてやることが大切です。
今日の写真は何度も登場しているVario UH-1D フライバーヘッド仕様です。
このUH-1Dのフライト感覚は非常に楽しいです。
難しさもありますが、ド安定で尚且つ操縦する楽しさがあるUH-1Dです。
しかも、燃費が異常なほど良い!22.2V 5500mAhで20分は飛ぶのでは・・・
個人的にも1機は持ちたいVarioのUH-1D!
このフライト感触と実機に近い形状のUH-1Dが最高にカッコイイ!!