AH-6/MH-6のウェザリング
昨日から本格的な冬の到来する前の秋という感じの寒さです。
ただ、この時期は風が強い。
最近、スケールヘリコプター調整依頼の相談も多くあります。
スケールヘリコプターの調整やセッティングの持ち込みも多く依頼の殆どは専門ショップに製作依頼された方やオークションで完成機を購入されたスケールヘリです。
HAJIME-FACTORYへ調整やセッティングの相談が来るという事は「飛ばしにく」「浮かなない」「振動が激しい」「安定しない」「破損している」が殆どの理由です。
酷い機体はスケールヘリコプター以前の問題が多くあります。
つまり「RCヘリコプターとしての基本的な設定や調整が出来ていない」ヘリです。
そして、組込方法やメンテナンスを一切考えていない取り付けや配線がいい加減であったり、酷い場合はリンケージの長さが違う、仮組のままボディに入れている、パーツの取付方法が違う、ネジ類に接着剤が使われているなど、言えばキリが無いほどあるなど問題が山積のスケールヘリが多いです。
第三者が製作したスケールヘリの完成機が一番、時間が掛かります。
基本的には機体をボディから取り外し機体の点検から入り必要に応じて部品交換及び修理をし調整をし、まず、ちゃんとしたRCヘリコプターに仕上げなければなりません。
その後、ホバリングで確認をして問題があれば調整や部品交換そして確認を繰り返しスケールボディへ組み込んで行きます。
しかし、一度、第三者が組み込んでますので中には強度不足のような加工をしていたりエポキシで固めていて修正が難しいボディなどもありますが出来るだけの修正をします。
完成したスケールヘリは、そのクラス、その機体、そのメカに応じた安定性や飛ばしやすさに仕上げて行きます。
中には、メカ(サーボ、モーター、アンプ、ジャイロなど)を交換した方が良い場合は依頼者と相談し交換していく事もあります。
そして引き渡しをしますが、その後、依頼者から「飛ばしやすい」「安定している」「感動した」などのコメントを頂き更に同じ依頼者から別のスケールヘリの調整、修理依頼が届きます(^^;
ここで一言
カッコいいスケールヘリコプターも飛びに問題があり飛ばせなければRCスケールヘリコプターではありません。
と、ここまで書いて、何なんですが今日の本題はウェザリングです(^^;
調整やセッティング依頼の話は少し触れようと思ったのですが長くなりました。
それだけ、スケールヘリコプターの調整依頼が多いのでスケールヘリコプターの完成機を購入されたり依頼される時には気を付けて欲しいと思います。
特にオークションの場合は購入される方の自己責任となります。
タイトルの「AH-6/MH-6のウェザリング」ですが以前、AH-1Wのウェザリング写真はFacebookにも写真を投稿してます。
今回のMH-6 little birdもFacebookに投稿してますので今回はAH-6 Killer Eggの写真です。
AH-6とMH-6ではボディ塗装の再現が違います。
AH-6もMH-6も同じヘリで汎用型のヘリコプターです。
では何故、ボディ塗装の再現性が違うのかですが、武器武装や装備が多い場合と人を運ぶ事が多く使われる機体では汚れ方や傷み具合が違います。
写真は、サフ状態やベースのブラック塗装から質感と汚れを出す為に何度も塗装をしていき質感や汚れまた痛みや劣化を再現してます。
分かり難いと思いますので少しアップの写真です。
ベースのブラック塗装
部分的に薄く汚しをしてます。
全体的に汚していきます。
ここでは写真一枚だけですが、この状態になるまで数色、数回に渡り加工してます。
一旦、汚れや傷みを大きく塗装し制作する実機に合わせて傷み具合や汚れを整えて行き質感を出していきます。
更に艶を無くし質感を整えていきます。
このマット具合も何度か繰り返し質感を出してます。
そして、再度、汚れや劣化を再現する為に塗装してます。
これが、キラーエッグのボディ塗装です。
もちろん、制作するキラーエッグによっても変わります。
つまり、全く同じ塗装や質感また加工はありません。
全てのヘリコプターが違います。
下の写真はMH-6 リトルバードです。
この写真はFacebookにも投稿してます。
最終仕上げの写真ではありませんがAH-6 キラーエッグとの比較で掲載します。
記録写真なので実際に前の前で見るのとでは質感や雰囲気は変わります。
カスタム制作の再現や作り込みは違います。
今日の投稿は「本日の投稿」という気軽な投稿を超えてしまい普通のBLOG記事になってしまいました(^^;
それだけ皆さんからの質問や素朴な疑問また書きたい事が多い・・・