スケールヘリディスプレイモデルについて
先日メールが届き
「ディスプレイモデルの制作を受けて頂けませんか」
というお問い合わせがありました。
大きさは全長1500mm~2000mmの精密なディスプレイモデル
実はディスプレイモデルの制作依頼は少なく無くラジコンヘリコプターが飛ばせない方や企業や団体から模型としては大型の実機に拘ったディスプレイモデルを飾りたいという方の問い合わせもあります。
RCスケールモデルの場合は、ラジコンヘリコプターとして実際に空を飛びますので重量や強度また機体を搭載しますので実機のように再現するには限界もあります。
もちろん、空を飛ぶスケールヘリコプターなので、どこまで精密に制作するかという点も企画段階で考えて行きます。
しかし、ディスプレイモデルとなれば、重量を考えなくても良いですし強度もある程度あれば大丈夫です。
壊れやすいような繊細な部分なども再現可能になります。
またローターヘッドなどはR/Cでは無いので徹底的に作り込めると思います。
写真はUH-60のローターヘッドとテールです。
ラジコンヘリコプターのように空を飛ばさないディスプレイモデルであれば、今のFull Custom制作やReplica制作より更に実機を再現した精密なスケールモデルが出来ます。
そのようなお問い合わせもある中でHAJIME-FACTORYは、あくまでR/Cスケールヘリコプター制作専門工房の為、今までディスプレイモデルをお受けする事はありませんでしたが、ご依頼内容や条件によってはお受けする事も検討させて頂きたいと思います。
下の写真はプラモデルのAcademy 1/35 MH-60Lです。
このプラモデルはMH-60Lの制作依頼があった時に資料変わりとして作った模型です。
このディスプレイモデルは、あくまで制作資料の1つとして作ってますのでプラモデルとして細部まで作り込んではいませんが、スケールモデルの再現する事も念頭に各部のカスタムから塗装なども含め制作してます。
そして、この模型を資料にして
空飛ぶR/Cスケール ヘリコプターであるMH-60Lを制作したのが下の写真です。
MH-60Lの主要な装備や装置またボディ形状の変更や各部の作り直し、また増槽燃料タンク部分や空中給油口の受油プローブ、コックピット部分、武器装備なども含めパーツは全てフルスクラッチ制作です。もちろん、オールハンドメイドです。
このR/Cスケールヘリが空を飛ぶのでは無く完全なディスプレイモデルとするならばプラモデルのような実機再現が可能になります。
個人的には大変、興味のある分野なのでHAJIME-FACTORYとしてもご要望やご希望などにより企画検討して行きたいと思います。