工房で制作しているスケールヘリ見て・・・
こんにちは。HAJIME-FACTORYです。
先日、HAJIME-FACTORYへ来られたお客さんが制作室(工房)で仕事をしている制作チーフの姿をジーと眺めながら出た言葉が印象に残ってます。
「凄いね~」
「完成したヘリだけを見ても、この大変さは分からないね~」
「大変な作業だと言うのは頭の中で想像は出来たとしても実際に目の前で見ると凄いわ」
と、チーフが制作している姿を見て言われてました。
Custom制作のスケールヘリを1機の完成させるまでに掛かる工程は、たぶん皆さんが想像しているよりも細かい加工と作業の連続だと思います。
細かいと言うより「そこもカスタム(加工)してるの?」と感じるのではと思います。
まぁ~それはスケールヘリコプター制作に限らず全ての職人さんが制作している物は私たちが見れる範囲や知る範囲は全体の一部だと思います。
もちろん、全ての業種の仕事の大変さは見ている側には分からない事ばかりです。
どの仕事もそうですが、真剣に拘りを持って仕事をされている方はある意味「職人」です(^^)
もちろん、全ての業種の仕事の大変さは見ている側には分からない事ばかりです。
どの仕事もそうですが、真剣に拘りを持って仕事をされている方はある意味「職人」です(^^)
普段、制作室を見る事は殆ど出来ませんし基本的にお客さんが来ている時はチーフも制作を控えてます。
そこで、お客さんが、その時に見たスケールヘリではありませんがAIRWOLFの制作中写真を掲載し簡単に流れを書いていきます。と言っても詳細な説明は省き簡単に写真だけ掲載します。
ボディ底の形状を再現してますが、ここでもボディを加工しグラスファイバーで成形してます。
これは、テール部分を制作してます。
基本的にボディの形状を少し変更するだけでもボディ加工やグラス加工から下地処理のペーパー掛けや形を整えていく為の作業や表面処理など様々な工程が必要になります。
ボディを綺麗にするために表面処理や合わせ目の処理などを徹底してペーパー掛けが完了するとサフェーサー塗装をしながら全体のシルエットや処理ムラなどを確認し更に手を加えて行きます。
引き込み脚仕様などのスケールヘリコプターは、そのランディングギヤに合わせて加工もしてますが、引き込み具合の微調整もしていきます。
そして、塗装前の段階の全ての工程が終了するとRCスケールヘリコプターなので機体を組み込みテストフライトを繰り返して行きます。
この段階で振動や不具合があれば全て修正していきます。
ボディの剛性が必要な部分や強度を増やした方が良い箇所なのでも同時に制作していきます。
その全てが完了するとマスキング、塗装に移りCustom制作のスケールボディが完成します。
でも、これで終わりでは無く、再度、機体を組み込み
RCスケールヘリコプターとして徹底した調整やセッティングをしていきます。
では、どれくらいの制作をしているのかですが
かなりアバウトに言いますと、このブログに掲載した写真が18枚ありますが
実際は制作の記録をしている制作中の写真だけでも約800枚です。
非常に簡単に紹介しましたが、実際の制作は依頼者が見ても分からない部分や完成前と完成後の写真を比較しても分からない部分の制作が全体の半分くらいあると思います。
確か、以前のブログでも記事した事があるような・・・
今回のBLOGも最後まで読んで頂きありがとうございます。