FUN RC スケールボディの感想と紹介:スタイルとディテール及び付属パーツについて
こんにちは。HAJIME-FACTORYです。
そうですね~確かに、そう言った情報は少ないですよね。
そしてFUN RCのBell407(700size)
スケールボディは製造元(メーカー)の経営方針や経営の方向性また目的でトータル的な品質が変わります。
真横から見たフロントやエンジンフード周りやボディからテールに掛けての形状など比較すると良く分かると思います。
今回のBLOG記事は2の「塗装技術と品質について」を書く予定でしたが以前からお問い合わせの多かった「スケールヘリコプターのディテールやスタイルの違いについて」を先に書いて行きたいと思います。
その為、今回は順番を変更し「FUN RC スケールボディの感想と紹介:スタイルとディテール及び付属パーツについて」の記事です。
今回のBLOGでは今月のラジコン技術にFUN RC製のスケールヘリ製作記事が掲載された事により雑誌記事に掲載されていないFUN RC製Bell407(700size)の紹介が基本になりますが市販されているスケールボディの選択のポイントまた品質的な事もなども書いてますので長い記事ではありますが最後まで読んでみて下さい。
あるお客さんから「HAJIME-FACTORYのBLOGは、ある意味ウェブマガジン(専門雑誌)ですね」と言われた事があります(笑)
文章が多いいですが、重要な事なども書いてますのでお時間がある時に最後まで読んで頂ければ幸いです。
文章が多いいですが、重要な事なども書いてますのでお時間がある時に最後まで読んで頂ければ幸いです。
紹介するFUN RC スケールボディは今回のラジコン技術に掲載された「Bell407 700size」を基本に紹介していきます。
スケールヘリコプターのボディを選ぶ場合、人それぞれ違うと思います。
昨日も、あるお客さんとチャットで会話してた時に
「私がボディを選ぶ時に戦闘ヘリにするのか民間ヘリにするのかなど機種で決めていました。スケールボディに関しては製造メーカーやブランドの数や機種の種類、品質などの情報が少なく知る事が出来ないのでHAJIMEさんの今回のBLOGは大変参考になります」
とコメントをいただきました。
そうですね~確かに、そう言った情報は少ないですよね。
スケールヘリコプター専門制作工房として情報公開可能な範囲で参考になるような記事を書きたいと思います。
そして、もう1人のお客さんとも話をしていて
「HAJIME-FACTORYさんが世界のメーカー(ブランド)のボディを販売(取り扱い)して欲しいです」
とコメントを頂きました。
以前から、このような要望はお客さんとの会話でいつも言われますし電話やメールで要望される事は非常に多いです。
海外の人からは、RCスケールヘリコプターのメーカーと思われている事もありますしラジコンショップと思われている事も非常に多く、BLOGやFacebookにスケールヘリを投稿すると必ず複数に方から「そのスケールヘリは幾らですか?」とか「〇〇〇(国名)まで発送可能ですか」と問い合わせが来ます。
それだけでなく、様々なメーカーの製作に対しての助言を求められる事も多くパーツの入手相談なども後を絶たないほど多く問い合わせが来ます。
HAJIME-FACTORYがスケールボディの販売を、やらないのは今までも少しBLOGで触れてますが改めてBLOG記事としても取り上げ書きたいとは思います。
ただ、販売してませんしショップではありませんがHAJIME-FACTORYは数々の製造元とのお付き合いや海外の販売店との付き合いも多いのでスケールボディを取り寄せる事や輸入のお手伝いをさせて頂く事は可能です。
全てのご希望に沿えない場合もありますがスケールボディやスケールヘリについて分からない事があればお問い合わせ下さい。
また、小泉さんが代表を務めるスケールヘリ製作工房「HELI FACTORY 310」では販売や輸入代行などをされてますので問い合わせをしてみて下さい。
少し前置きの話が長くなりましたが本題に入ります。
■FUN RC スケールボディの感想と紹介:スタイルとディテール及び付属パーツについて
FUN RC製のスケールボディは全般的に実機の再現率が良いボディだと思います。
これは他のメーカーと比較すると良く分かります。
他のブランドとの比較や実機との比較で説明しながら感想を書いて行きます。
スケールヘリコプターが好きな人は実機が好きな人も多いです。
もちろん、実機に拘らず単純に作る事が好きという人もいますし飛ばす事が好きという人もいます。
それは個々の価値観や求める事が違いますので、その価値観や求める内容に応じた価格やスタイルまたメーカーや機種を選択されれば良いと思います。
ただ、スケールボディも決して安い買い物ではありませんので情報を知るという観点で言えば知っていて損は無いと思います。
下の写真はF社のBell206L(700size)
そしてFUN RCのBell407(700size)
Bell206LとBell407は違う機種なのですが、この両機はスタイルなど外見は殆ど同じです。
細かな装備やディテールは違いますが全体のスタイルは殆ど一緒です。
下の写真は実機のBell206LとBell407です。
多少、角度が違いますがホワイトボディなのでデザインに左右される事無く比較として分かりやすいと思います。
多少、角度が違いますがホワイトボディなのでデザインに左右される事無く比較として分かりやすいと思います。
スケールヘリコプターのスタイルの中で真横と正面が実機に近いかどうかで全体の雰囲気が変わります。
という事でFUN RCのスケールヘリと実機を比べてみます。
まずは横からです。
全体のバランスやフロントの角度やボディ後ろ側のラインや角度またインテーク周りの形状など殆ど実機と同じスタイルとバランスです。
加えてスキッドの高さや形状や窓の位置や大きさも近いです。
そして正面からです。
正面も実機の形状と、ほぼ同じです。
フロントガラスが装着されていないので分かりづらいかもしれませんが形状(ライン)や高さなども含め、ほぼ同じです。
TOPカバーのインテーク部分は開口されてますが中が白いので分かりづらいと思いますがインテークの形状も、ほぼ同じです。
スキッドの形状もいい感じです。
この真横とフロントが、いかに実機に近いかでスケールヘリコプターの再現性や実機感が変わります。実機ヘリコプターファンも納得のスタイルです。
FUN RC製のスケールボディはBell407に限らず全般的にスタイルとディテールが良いです。
他のメーカーブランドと比べると、そのディテールの再現性やスタイルなどの違いが分かります。
下の写真はAgustaWestland A109 REGAの他メーカーブランドとの比較です。
※正式にはAgustaWestland AW109SP
上のA109がR社で下がFUN RC製です。
同じ機種で同じデザイン(REGA)ですが、どうでしょう!
「塗装の品質」「塗装技術」「ディテール」「スタイル」「再現性」など違いがあります。
比べてみると、それぞれの違いが分かります。
上のA109がR社で下がFUN RC製です。
スケールボディは製造元(メーカー)の経営方針や経営の方向性また目的でトータル的な品質が変わります。
FUN RCのトップは現在もエアープレーンの選手として若い頃から活躍してますし現在の現役です。スケールボディの製造企業の中で、自らが選手として活躍している製造元は少ないです。また自らも完成した機体の確認をする為、大会に参加し常に研究をしてます。
大人数の従業員を抱えた製造会社ではありませんが空物ラジコンに掛ける情熱は単にビジネスで経営しているだけではない情熱があると感じてます。
ここで余談ですが、HAJIME-FACTORYがカスタム制作する場合、このスタイルやディテールは重要です。
HAJIME-FACTORYにとってスケールボディはカスタムスケールヘリを制作する上で必要な1つの材料です。
その材料が実機に近いスタイル(形状)である事は完成度に大きく関係してきます。
先日も制作したVarioのUH-1Dですが、Vario社のスケールボディは殆どが実機に近い形状です。UH-1Dの場合も先ほどの説明と同じく全体の形状とフロントの形状が最も重要です。
この部分が違うだけで実機と比べ違和感が出てきます。
例えば、下の写真はUH-1Dを比べた写真です。
もちろん塗装完成のスケールボディとでは比較対象が違うかもしれませんがHAJIME-FACTORYとして制作する1つの材料として見た場合です。
上のUH-1DがR社
中央が実機のイラスト
下がVario社です。
そして下の写真はFUN RC Bell407の付属パーツ
多いのでボディとは別々に撮影してます(^^;
Vario社のボディはカスタム制作してますがボディ全体の形状は原型の状態から手を加えてません。
もちろん、ディテールはカスタム制作してますので実機再現は別として見て下さい。
特にフロント部分の形状やフロントガラス部分の形状や大きさが違います。
HAJIME-FACTORYがカスタム制作する場合、特にボディ形状を重視します。
上のUH-1DがR社
下がVario社です。
ちょっとFUN RCの紹介から外れましたので元に戻します。
FUN RC製のスケールボディは全体のスタイル(形状)やディテールが実機に近いというだけでなく塗装品質もFRP成形品質も良いのでメリハリのあるボディに仕上がってます。
上のA109がR社製で下がFUN RC製です。
そして、付属パーツやディテールアップパーツなども他の塗装完成ボディよりも多くウィンドウガラスやドアまたコックピットなども全て揃ってます。
一般的な塗装完成ボディの付属パーツと比べても多いのが分かると思います。
上のA109がR社製で下がFUN RC製です。
下の写真がFUN RCの付属パーツ
下の写真はF社のBell206
F社のジェットレンジャーやロングレンジャーのスケールスキッドはオプション販売で別購入になりますのでボディの付属品は以下の写真の通りです。
多いのでボディとは別々に撮影してます(^^;
ドアはフロント、キャビン共に開閉出来ますので別パーツが付属してますしウィンドウガラスも全て付属してます。
ドアの裏側もしっかりしたディテールと綺麗に塗装もされてます。
また、ワイヤーカッターなどのディテールアップパーツも付属してます。しかも、おまけ程度のパーツでは無く、しっかり形状も再現されてます。
ボディの同枠(土台)の木製パーツも最初からレーザーカットされてますしベニヤの厚みもありしっかりしてます。
全てのパーツに関して実際に手に取って見ないと分からないとは思いますが、ドアの形状にしても仕上がりにしても付属パーツにしても塗装完成ボディメーカーの中で最も優れていると感じます。
ウィンドウパーツに関しても塗装完成ボディの中で良くある濁りや曇りまたスレなども少なくPKMやVario社などの模型ビルダーをターゲットにしたキットボディメーカーと同じ品質です。
このような部分の品質の違いでも完成した時の満足度とクオリティが変わってきます。
今回のBLOGではスタイル(形状)とディテールについの感想と説明をしましたが、ここでは紹介出来ないような内容もありますし書ききれないほどの説明はあります。
また、HAJIME-FACTORYとしてFUN RC製のスケールボディだけを進めている訳ではありません。
HAJIME-FACTORYは全てのボディの制作も受けておりますし取り扱ってきました。
その中で感じた事を素直な感想を書いています。
そのメーカーに無い機種のボディもありますしサイズもあります。
BLOGの中では、どこのメーカーのボディは良いとか悪いとかなどの意見ではありません。
HAJIME-FACTORYは1つのメーカーだけを販売したり推奨する販売目的のショップではありません。
様々なメーカーのスケールボディを取り扱い制作してきた専門工房としてのボディに限らずメカやパーツなども含め是々非々的な感想と見解です。
スケールボディを選ぶ場合、機種や価格や予算またデザインやスタイルや品質など様々な事を考慮しご自身の求める内容や価値観などにより選んで頂ければと思います。
全てに合格点で大満足という塗装完成のスケールボディはありません。
品質は良いけど気に入った機種が無いとか、スタイルは良いけど価格がとか、機種は良いけど品質がとか、価格はいいけどスタイルが、とか様々です。
このBLOGはスケールヘリコプターを選択する上で1つの情報として捉えて頂ければ幸いです。
今回のBLOGも大変長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回のBLOGも楽しみにしていてください😊