HAJIME-FACTORY 近況報告 2020-05-06 その2
こんにちは。HAJIME-FACTORYです。
昨日の「その1」の続きです。
「その1」の最後に少し紹介しましたが5月4日にスケールビルダーの田中さんが工房へ来られ制作中の新作を持って来てくれました。
これが、また素晴らしいです!
田中さんと言えば以前のブログ記事で紹介したバルサ材でAH-64をフルスクラッチ制作された方です。
飛行機をフルスクラッチ制作される方は多いと思いますがRCヘリコプターをバルサ材でフルスクラッチ制作される方は少ないように思います。
その完成度は素晴らしく全体のディテールや各部の構造また塗装や仕上げなど全てにおいてクオリティーが高いです。
その田中さんの新作が
OH-58D Kiowa です。
サイズは600サイズで元のオリジナルボディはFUN-KeyのBell206です。
今回も文章より写真だけで十分伝わると思います。
OH-58D Kiowaの特徴でもあるトップの部分はバルサ材です。
相変わらず凄いですね!
田中さんはスケールヘリを制作されるのが本当に好きで、どちらかと言えば飛ばすより制作するのが好きな方です。
制作中のスケールヘリの完成が見えてくると
制作中のスケールヘリの完成が見えてくると
「次は何を創ろうか?」
と工房に来るたびに制作チーフと密談してます(笑)
そして
「このスケールボディは入る(仕入れ)?」
と聞いてこられます。
今回のOH-58D Kiowaの前は、Bell212を手掛けられました。
以前も少し紹介しましたがHAJIME-FACTORYのBell212を見て
「Bell212のボディ入る?」
と聞かれ機体(メカニック)はエンジン ヘリで制作するという事で
PKMのBell212 700サイズのボディを仕入れました。
田中さんが制作するスケールヘリに搭載する機体は全てエンジン機です。
Bell212の前はEC-145、その前がフルスクラッチ制作されたAH-64です。
とにかく2017年に初めて工房に来られてから3年になりますが既に3機のカスタム スケールヘリを制作されてます。
今や田中さんにとってHAJIME-FACTORYはスケールヘリ制作において無くては成らない存在になっていると思います。
田中さんにとって「知る」「見る」「聞く」「学ぶ」「買う」など全て網羅しているスケールヘリ工房なのだと思います。
スケールヘリ制作者として創る楽しさと難しさを知っている田中さんは工房に展示してあるスケールヘリを眺め毎回「はぁー・・・」「ほー・・・」とため息交じり見られてます。
私たちは逆に田中さんの「バルサワーク」の完成度にため息が出ます(笑)
そして、時には制作される機種のスケールヘリが展示してある場合には撮影して帰られてます。
もちろん許可を取って撮影されてます。
しかも撮影はガラケーです(^^)
田中さんはパソコンもやりませんしインターネットもやりません。
その為、制作する機種が決まり当工房に置いていないスケールヘリの場合、HAJIMEが保管してある写真資料をプリントして差し上げてます。
その写真の細部まで見て、じっくり制作されます。
今回のOH-58Dも、写真の状態になるまで約2か月以上掛かってます。
ここから更に細部の制作に入り武器武装も含めBell206の戦闘ヘリKiowaを仕上げて行くと思います。
完成が楽しみでしかたありません。
完成した時には、またブログで紹介したいと思います(^^)
という事で近況報告 2020-05-06 その2でした!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。