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Analog cockpitとGlass cockpit

こんにちは(こんばんは)HAJIME-FACTORYです。

只今の時間は、23時39分です。
いま制作報告や問い合わせ、相談のメール返信が終わりました。
と言っても全ての返信は出来てませんので、また明日、夜に返信をさせて頂きます。
でも明日は明日でメールが届きますが(^^;
携帯メールの方は深夜に送信すると通知がなりますので明日、午前中に送信します。

今日のBLOG記事はタイトルの通り「Analog cockpitとGlass cockpit 」です。
何のこと?
と分からない人もいると思いますので、ちょっと簡単に説明です。

皆さんがスケールヘリで良く見るヘリコプターのコックピットはアナログ計器のAnalog cockpitだと思います。

下の写真はBK117C-1のコックピットです。
時計のような計器類で構成された従来のAnalog cockpitです。

BK117C1-Cockpit-2.jpg


そして、下の写真は最新のBK117D-2(H-145)に採用されているGlass cockpitです。
ブラウン管ディスプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)に集約表示したコックピットです。

1063.jpg


BK117C-2(EC-145)はアナログと液晶が混合したコックピットです。
アナログ計器も少しありますが殆ど液晶ディスプレイ(LCD)が採用されてます。

DSC03407.jpgDSC03417_20200529025033b00.jpg
DSC03420_202005290018311b1.jpg

BK117C-2(EC-145)って逆に難易度が高そうですね(^^;

Huey系もBell212/UH-1NやUH-1Yでは随分変わってます。

下の写真はBell212/UH-1N

Bell-UH-1N-Iroquois.jpg

下の写真はBell412

Bell412-Cockpit-1.jpg

そして、Bell UH-1Y Venom
UH-1Y Venomは全然変わりましたね~!
ここだけ見るとHueyって感じがしませんね(^^;
まぁ!Venomは別物ですけどね!

Glass cockpit of UH-1Y

あっ!そう言えば映画で「Venom」ありましたよね。
思わずDVD借りました!全然、ヘリとは関係ありませんが(笑)

下の写真はAH-1W SuperCobraのコックピット

AH-1W-Cockpit.jpg


下の写真はAH-1Z Viperのコックピット

AH-1Z-Cockpit.jpg
AH-1Z-Cockpit (2)

パーツ点数が全然違いますが、形状の難易度は高い(^^;

と言ってもコックピットのControl panel部分のみです。
他のControl pedestal(機長および副操縦士用座席の中間位置にあるスイッチ類など)は、殆ど変わりませんが・・・

下の写真の左がBK117C-1で右がC-2です。
スイッチ類多いわ(^^;

BK117C-1とC2


AW-139などはControl panel部分は液晶でパーツ点数は少ないのにセンター部分はスイッチやボタンだらけです(-_-;)

AW-139-Cockpit.jpg


なぜ、Analog cockpitとGlass cockpitの話題なのかと言いますと現在、依頼を受けているFull CustomやReplica CustomのコックピットがGlass cockpitです。

今までHAJIME-FACTORYがFull Customで制作して来たコックピットは全てアナログ計器のコックピットです。

Replica CustomのBell212を制作した時は全てのパーツが多かった(^^;

Bell212Cockpit配置4Bell212Cockpit配置5Bell212Cockpit配置8


という事で、今回HAJIME-FACTORYとして初のGlass cockpitを制作する予定です。

制作する機種は現段階では公開出来ませんが2機種です。

そして、そのコックピットに採用予定がGlass cockpitを実機のように再現するディスプレイです。
動画はあくまで参考です。


採用するメーカーは現在、数社と打ち合わせ中です。

価格も、メーカーによって変わりますが安くはありません(^^;
コックピットによっては8個や10個使う事になりますので価格もそれなりにします。

また、液晶部分のデーターの精度や価格、大きさ、信頼性なども考慮しながら選択します。
その他にも懸念事項はありますので1つサンプルを購入しテストは必要なのですが、1個だけ輸入するというのも、なかなか現実的では無いので海外の友人経由で情報収集します。

特に電動駆動のスケールヘリの場合、700サイズや800サイズになりますので機種にもよりますがコックピットの大きさが重要になります。

下の動画はヘリではありませんがF14のコックピットに組み込んでます。



ただ、ディスプレイを組み込めば実機感が出る訳では無いと思います。
このディスプレイを、どう生かしコックピットを制作するのかなどの課題もあります。

もちろん、コックピット全体もフルスクラッチで制作しなければなりませんのでコックピットの制作だけでも時間は掛かります。
実機同様のコックピットを制作した事があるモデラーであれば「もういいや」となると思います(笑)

これから出てくるヘリコプターは全てGlass cockpitになると思いますが昭和の私はBell212やUH-1 Huey系のようなアナログが好きでなので何となく寂しい気もします(^^;

UH-60 ブラックホークも時代と共に変わってます。

UH-60L ブラックホーク

Sikorsky-UH-60L-Cockpit.jpg

UH-60V/M ブラックホーク

Rockwell_UH-60M.jpg
UH-60V-Digital-Cockpit.jpg

あのブラックホークダウンで有名になったブラックホークも、どんどん進化しますね。

でも、もっと進化しているのは戦闘機ですね!
F35 戦闘機はタッチパネルです(^^;

一面モニターです・・・ヘリも、こうなるんでしょうか?

F-35-Cockpit.jpg


スケールヘリを制作する立場で言えば一面モニターだとパーツ点数が少なくていいですね(笑)

という事で今回のBLOGはスケールヘリのコックピットの話題でした。

只今の時間は午前3:45分です!
明日はテストフライトが3機ありますので晴天の微風でヘリ日和を期待してます(^^)

それでは、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。


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