素朴な質問「海外雑誌社からの取材依頼について」
こんにちは。HAJIME-FACTORYです。
今日のブログはお客さんとの会話で素朴な質問特集です。
特集では無いか(^^;
「雑誌の取材は何故受けないのですか?」
この素朴な質問があったのは、本日お客さんと話をしている中で先日、ドイツのROTORマガジンの編集者の方から以下のメッセージが届きました。
メッセージは長文なのでポイント部分だけ日本語で書きます。
「私の雑誌のレビューは通常、6~8ページ、12~14枚の写真で構成されています。」
「世界的に有名な、あなたのブランドの取材に協力していただくのはどうかと思いました。」
とメッセンジャーを通じて連絡がありました。
ROTORマガジンというドイツの雑誌は毎号、世界の有名なスケールヘリビルダーやスケールヘリメーカーまた、イベントや製作記などを記事にしています。
以前は私も購入してました。
ただ、このお申し出に関しては丁寧にお断りしました。
お断りした内容の最後に「私たちのブランドを広げる気持ちはありませんので光栄なお申し出ですがお断りさせて頂きます」と返信しました。
もちろん英語で!もちろん自動翻訳で(^^;
という話になり、そこでお客さんから「雑誌の取材は何故受けないのですか?」という素朴な質問が出た訳です。
その回答ですが、
まず1つ目の理由は
この海外の雑誌の取材を受け記事になると必ず多くの連絡が来ます。そうなると現在、海外からの依頼を受けていないのに記事になると言うのは雑誌を読まれた方に申し訳無いという思いがあります。
2つ目の理由は
雑誌の編集者の方はHAJIME-FACTORYがスケールヘリコプター、スケールボディのメーカーだと勘違いしている可能性があるからです。
3つ目の理由は
英語やドイツ語のコミュニケーションが完全に出来ないので掲載される内容は当工房の意図した内容にならない可能性がある。
私たちはスケールヘリコプターに拘りもを持ってます。
その拘りが雑誌社と合わない場合もあります。
その取材で私が望んでいたのはHAJIME-FACTORYのスケールヘリだけを掲載するのでは無く、その時に来て頂いていたお客さんの話やお客さんのスケールヘリに対する想いや楽しみ方また、また私たちとスケールヘリについて対談を掲載して欲しかったのですが、その事は叶いませんでした。
もちろん、雑誌に掲載されたスケールヘリは依頼者のスケールヘリなので依頼者の皆さんは大変喜んで頂きました。
誤解が無いように言いますが取材をして頂いた事は大変光栄な事であり東京から、わざわざ交通費や人件費そして貴重な時間を使い加古川までカメラマンの方と一緒に来て頂いた事は本当に、ありがたいと思います。
カメラマンの方も地面に膝をつき撮影して頂いた姿は、正しくプロだと思います。
ただ、私たちHAJIME-FACTORYの主役はスケールヘリコプターと、そのスケールヘリコプターを飛ばすお客さん、つまりスケールフライヤーだと思ってます。
その事を本日会話したお客さんに伝えると
「HAJIMEさんの言っている事や理念は分かりますがHAJIMEさんのスケールヘリやスタッフまた制作工房を多くの方に知って頂きたいと言うのが私の想いです」
「海外雑誌にHAJIMEさんが載ると言うのは1人の依頼者としても1人のファンとしても凄く自慢なんですよ」
と言われました。
そのお客さんの想いは凄くありがたいですし嬉しいです。
もちろん海外雑誌に掲載されると海外ファンの方々も喜んで頂けると思いますし、もっとファンが増えると思ってます。
しかし、その反面、海外からの依頼を受けていないのに雑誌に掲載され問い合わせが増え残念な思いをさせてしまう事が申し訳無いと思います。
ただ、先日もFacebookGroupのSHCJのメンバーさんから「Hajimeさんが載っているので中古のラジ技を探しました。」とか「私も大事に取ってあります!」とか「HAJIMEさんが掲載されたラジコン技術は家宝です」と言って頂き何か凄く嬉しくて感謝の想いと共に半分泣きそうになりました(笑)
その時に先ほどの
「HAJIMEさんの言っている事や理念は分かりますがHAJIMEさんのスケールヘリやスタッフまた制作工房をもっともっと多くの方に知って頂きたいと言うのが私の想いです」
「海外雑誌にHAJIMEさんが載ると言うのは1人の依頼者としても1人のファンとしても凄く自慢なんですよ」
という気持ちが分かったように思います。
分かったと言うのは違うか(^^;
その気持ちが伝わってきました!
私の拘りである主役はスケールヘリとお客さんであり私たちスタッフは脇役と言いますか小道具大道具職人のような感じを持ってます。
なので私たちスタッフが表に出ると言うのは何か違うかなと感じてます。
それと、以前ある会社が雑誌に掲載され「雑誌に掲載されたから有名だ」的な事を書かれてたり雑誌を読んでいる人が「雑誌に掲載されていたから信頼出来る」という話を聞き、それは違うと思ったことがありました。
本当に有名になるという事や信頼出来ると言うのはお客さんからの評価でありお客さんからの応援だと私は思います。
でもラジコン技術の取材をお受けした事によりインターネットをされないお客さんと出会えた事は凄くありがたいと思います(^^)
ブログにも良く登場する「バルサワークの達人Tさん」との出会いもTさんが雑誌を見られた事により訪問頂きました。
紙媒体しか情報収集をされないスケールファンやスケールビルダーさんにHAJIME-FACTORYを知って頂け出会いがあると言うのは嬉しいですね(^^)
ブログにも良く登場する「バルサワークの達人Tさん」との出会いもTさんが雑誌を見られた事により訪問頂きました。
紙媒体しか情報収集をされないスケールファンやスケールビルダーさんにHAJIME-FACTORYを知って頂け出会いがあると言うのは嬉しいですね(^^)
話しが少しズレましたが、そのような理由で海外のラジコンヘリコプター専門の雑誌社からの取材依頼をお断りしました(^^)
あっ!ちなみにROTORマガジンというドイツの雑誌はスケールヘリコプターも多く記事になってますので海外通販が得意な方は是非、買ってみて下さい。
また「素朴な質問特集」を記事にしてみたいと思います。
今回のブログも最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回のブログもお楽しみに!