Replica Custom Scale Heli Bell212 Flotation System
先日、Replica Custom Bell212の写真をご覧になり「これは何ですか?」と質問が来たパーツの説明写真です。
そのパーツと言うのはフロント部分に入っているボンベです。
このボンベはBell212の左右についているフロートを膨らませる為のガスボンベです。
フロートというのは海の上で何らかのトラブルで緊急着陸しなければならない時にフロートつまり浮き輪を膨らませてヘリコプターが沈まないようにする為の装置です。
このFlotation Systemはガス圧により一瞬で膨らみます。
下の動画はフロートのテストです。
ガスボンベはべダルの奥にあり、そのボンベの配管が左右のフロートまでつながってます。
このボンベはヘリコプターの機種により大きさや取り付け場所は違います。
海外ファンの方からも同じような質問が以前来てましたので説明した事がありますが、フロントのハッチを開けてる写真にボンベがあります。
実機は、ここの計器類がありますのでハッチを開けても見えません。
コックピットの下を覗き込むとボンベが見えます。
スケールヘリも完成すれば見えにくくなります。
下の写真は制作中のReplicaCustom Bell212の写真です。
下の写真は制作中のReplicaCustom Bell212の写真です。
そして完成すると。こんな感じになります。
下の写真はReplicaCustom Bell212 コックピット部分完成写真です。
足元を覗き込むと
カスタム スケールヘリコプターの場合は、完成すると見えない部分や分からない部分であっても丁寧に手を加えるか加えないかで完成した時、依頼者へ伝わる「完成度」が違います。
特にレプリカ カスタムスケールヘリコプターの場合、見えにくいパーツの造形にも拘り制作します。
その制作理念や拘りが依頼者に伝わるのだと思ってます。
という事でReplicaCustom Bell212のボンベの説明でした(^^)
HAJIME-FACTORYのカスタム制作において膨大な詳細資料は最も重要で貴重なアイテムです。
その資料を収集する為に全国の実機取材にも行きますし世界中の航空機関連また知人やファンから収集します。
提供頂いている多くの関係者やファンの方に本当に感謝です。