KMAヘリフェスタ2022に集うお二人の優れたスケールビルダーの作品を紹介
KMAヘリフェスタに集うスケールビルダーお二人の作品を紹介します。
お一人目は
京都のスケールビルダーでありHAJIME応援団長の川島さん制作のMH-6 リトルバード!
当工房制作のAH-6 キラーエッグのコラボ写真!
ロケット弾LAU-68Dを装備しているのがHAJIME制作のAH-6 killer eggで横に隊員が座っているのが川島さんのMH-6 littlebirdです。
川島さんがAH-6 killer eggを何度も見に来られ制作写真は穴が開くほど見て制作したMH-6 littlebird!
川島さんから何度も電話があり
「もう本当に罪なキラーエッグだ~」
「見れば見るほど溜息が出て何度もやり直し」
「チーフは神を通り越して悪魔だ」と何度も電話があった(^^;
時には電話に出た開口一番が「Hさん いい加減にしてよ!なんで、あんなAH-6 キラーエッグを制作したんですか!」と・・・え?何がって感じです(笑)
川島さんにとってある意味、初の真面目?に渾身の力を込めて制作した川島カスタムです。
製作期間は約1年つまり365日です。
何度も悲鳴を上げながら何度も挫折しかけながら制作したMH-6 littlebirdです!
制作開始した当初、HAJIMEのAH-6と一緒に撮影するのが川島さんの夢でした。
一緒に撮影するからには情熱と渾身の力を込めて制作しなければという想いが伝わってきます!
川島さんらしいカスタムです。
なんて言うのか、粗さ加減やディテール表現が模型映えする川島カスタム!
素晴らしい完成度です(^^)
いつも近く(10メートル以内)では見ないでね!という川島さんですが、今回の作品であるlittlebirdは特に素晴らしい完成度です(^^)
近くで見ても大丈夫です(笑)
そして、昨日、機体メンテナンス、調整、加工が終了しテスト飛行が無事に終了しました!!
その渾身の力を込めて制作したMH-6 littlebirdがKMAヘリフェスタで展示飛行されます!
そして、もう一人!
兵庫県のスケールビルダーでありHAJIME応援団の田中さんの作品!
全長 約1700mmのAH-1Z Viper!
AH-1W→AH-1Zに完全フルカスタムです。
田中さんと言えばバルサワークの達人と異名を持つスケールビルダーです。
AH-64をバルサ材で完全フルスクラッチで製作するほどのスケールビルダーです。
AH-1Zの特徴でもあるローターヘッドのカバー部分やフロント形状また横向きのエキゾーストそして大型のスタビウィングなど全てバルサ材でフルスクラッチです。
また、武器武装やスキッド、ローターヘッドなども全てフルスクラッチ制作です。
コックピットの下部にある弾薬庫やコックピットウィンドウは開閉可能で、コックピット部分も全て自作です。
製作期間は約1年半です。
このAH-1Zも田中さんの作品の中で最高の完成度です。
ここまで完成させるには数々の難易度の高い制作と忍耐力と根気がいる制作、そして感性と技術が必要です。
グラスボディを大幅にカットし主要な部分を作り直しカスタムと分からないほど綺麗に仕上げるという工程一つをとっても知らない方からすれば想像を遥かに超える忍耐力と技術そして知識が必要です。
川島さんと同じく田中さんもチーフが制作したAH-1Zを工房に来ては隅々まで撮影して帰り制作資料、教科書として作り上げました。
川島さんにしても田中さんにしても完成後に必ず言うのは
「もう2度と作りたくない」です(笑)
西日本の中でも非常に優れたスケールビルダーのお二人の作品がヘリ・イベントで展示されるというのは多分、今回が最初で最後では無いかと思います。
是非、スケールヘリファンはKMAヘリフェスタにお越しください!