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実機とスケールヘリは同じ?皆さんのコメント紹介!

昨日、Facebookに投稿した記事に対して皆さんから様々なコメントが寄せらましたので紹介します。

皆さんのコメントは必要な方にとっては「気づき」や「参考」や「教訓」になると思いますので是非、気になる方は最後まで読んでみてください(^^)

まず、Facebookを見ていない方に、どのような投稿をしたのか、その投稿記事を記載してます。
Facebookを見られた方は飛ばして下さい。


こんばんは😊

昨日の投稿で「スケールヘリが何故、墜落したのか・・・その理由は皆さんへの教訓にもなると思いますので、また後で投稿しますね」
と書いたのですが、その「また後で」の投稿が待ち切れず本日、数名のお客さんから「何?何故墜落したの」「気になって仕方ないわ」と電話がありました😅

という事で書きますが皆さんは既にお察しだと思います。
そう!パーツ不良で墜落したのです。

どういう事かと言うと・・・

当工房に修理の相談で来られたお客さんがいます。
ここではAさんとしておきます。

そのAさんの機体を点検し破損した部分の部品を交換し修理をしたのですが、その時にテールのベルトが劣化していたのでAさんに

HAJIME:「このベルトは交換した方が良いですよ」と伝えた。
Aさん:「パーツが無いので購入してから自分で交換します」
HAJIME:「スケールボディに入れる前に、ちゃんと交換してくださいね」
Aさん:「スグに切れますか?」
HAJIME:「スグに切れるかどうか分かりませんが結構、劣化しているので早めに交換した方が良いです」
Aさん:「分かりました」

という事で帰られました。
しかしAさんはベルトを見て自分の判断で「まぁスグには切れないだろう」と考え、そのままスケールボディに組込、自分なりに調整して飛ばしてました。

で・・・十数フライトした時に突然テール制御不能になり墜落!
もちろんスケールボディは破損です!
原因はテールベルトが切れたからです!

そう!つまりパーツの交換を甘く見て墜落したという事です。
スケールヘリの場合、墜落=スケールボディは修復困難になります。

僅かな金額と僅かな手間で何万もするスケールヘリコプターが壊れてしまいます。

ここで教訓です!

少しでもパーツの不具合や違和感を感じたら躊躇せず点検、交換をして下さい。
ヘリコプターのパーツの多くは消耗品です。
パーツの集合体であるヘリコプターの定期点検は、もちろんですが飛ばす回数や年数により不具合が無くても出来るだけ交換した方が良いです。
もちろん、機体によって様々なので自分のヘリコプターのパーツや構造また部品の耐久性なども知る事が大切です。

皆さんの機体やスケールヘリコプターは大丈夫ですか?

という事で
「ん?ガタがあるな~」
「ん?飛びに違和感があるな~」
「ん?劣化しているような感じがするな~」
「ん?ここ・・・交換した方がいいかな~」
と思ったら迷わず点検、整備、交換してください。

以上、教訓でした😊

あ!そうそう!
それとヘリコプターの組み立てやスケールヘリコプターの組み込みが、ちゃんと出来ていない人も少なくありません。
組み立てが悪いと各部への負担やパーツの劣化も早いですし組み込みが悪いと同じく各部への負担や負荷が増え破損の原因につながります!

皆さんの機体は大丈夫?

この投稿記事に対して皆さんから寄せられたコメントを紹介します。


S.Yさんのコメント

BLOG用20240124-1

ラジコン機とはいえ実機の航空機や自動車と同じですね!
少しでもおかしい所が有れば早めに点検交換しておかないと後で大きな事故につながりますね!
スケールフライヤーの皆さん 是非 教訓と致しましょう!

そうですね!ラジコン機も、実機ヘリと同じく空を飛ぶマシンです。
ローターが回り地上から上空へ浮くヘリコプターとして同じですね。
そして、実機と同じく墜落は避けなければなりません。
もちろん100%墜落しない事はありませんが、日頃の点検、整備や気になる箇所や気になる部品があれば躊躇せず交換して、その確率を可能な限り低くしたいですね(^^)

S.Tさん

BLOG用20240124-2

私のは大丈夫だと思います。
それを実証する為に、1F目に浮かせてホバしてる時に
異音・今迄と違うフィーリングでないかを確認します。
特に冬期間に整備して、ネジ1本締め忘れた事が命取りになりますので
出撃前に全ネジの増す締めは必ずです。
ローターが風を切る音や、モーターの音・メカから音は、
不具合の信号と思ってます。

1フライト目のホバリングで機体の異変に気が付くと言うのは、とても大切な事だと思います。
毎回、飛ばす時には必ずホバリングから始まりますが、そのホバリングの感触や音を意識しておけば異変があった時に気が付きやすいです。
ただ、このローター音、モーター音、メカ音の違いが分かるようになるには、それなりの経験も必要です。
が・・・大切な事なので極力、気に掛けるという事だと思います。

M.Nさん

BLOG用20240124-6

わたしのも大丈夫だと思います。普段飛ばしていていつもと違う音、いつもと違う操作感には特に気をつけて飛ばしてます。まぁこれくらいなら大丈夫だと過信は絶対ダメですね。高価な機体を長く付き合うためには、定期的なメンテは欠かせないです。

そうですね!この普段飛ばしている時の音と操作感と違う感じがあれば、必ず何か原因があります。
その原因を知るという事は墜落の危険性を回避するだけでなく飛ばしやすさにも影響します。
先日も、お客さんのお一人が「何かいつもと違う、何て言うのか頭上げする感覚なんですよ」という事で相談があってサーボから上のヘッドのガタを調べてもらうとガタがあったのでリンケージを交換してもらったら「いつもと同じく快適なフライト」が出来ました。
パーツの集大成で構成されているヘリコプターは特に、これくらい大丈夫だという過信は禁物ですね。

B.Cさん(香港の人)

BLOG用20240124-7

多くの場合、マシンは良いように思えますが、発見するのは困難です。突然、残念ながら、不幸な落下と破壊されたので、回避することは困難です。

日本語でコメント頂いてます。
そうなんです!特にスケールヘリコプターの不具合を発見するのは難しいです。
日頃、点検していても突然の不具合で不幸な落下の可能性はあります。
だからこそ、その不幸な墜落を少しでも減らす為に、日頃の点検と部品交換も含め先ほどの記載したように「いつもの感触、感覚、音」を知るということが大切ですね。

K.Yさん

BLOG用20240124-5

大切なスケールヘリです。
少しでも「オカシイな」とか違和感が在れば点検をし、必要ならば早目の交換ですね。
メカトラを事前に回避する事は困難ですが、平素の点検等により、大切なヘリをいつまでも楽しく飛ばす事が出来ます。
「あの時こうしておけば」と思わなくて良い様にしましょう。何時までも「至福の時間」を過ごす為にも。

その通りですね!違和感があれば無理して飛ばさず勇気を持って着陸させ点検する事が必要ですね。
確かにメカトラを事前に回避する事は困難です。
だからこそ平素の点検が重要になります。点検しても分からない事も多いのも確かですが、フライト回数に応じて点検し必要であれば交換する、オーバーホールでメーカーに出すなどの対策も必要です。
スケールヘリコプターは特に何もなくても定期的な総メンテナンスがベストです。

K.Mさん(実機整備士)

BLOG用20240124-3

整備点検はとっても大切です。整備点検と一言でいっても奥が深いですからね。
ちなみに実機の整備点検のやり方は次のようになっています。
飛行前、飛行間、飛行後などの日常点検(ルーティンメンテナンス)。
飛行時間毎に行う定時(スケジュール)点検。
飛んでも飛ばなくても、日(年)数毎に行う暦日(カレンダー)点検。
メーカーからのリコールに相当する点検や航空局からの耐空性改善通報、制限値を超えた運用をした場合、不具合が発生した場合等に行う特別点検(スペシャルインスペクション)。
その他、非定期(アンスケジュール)点検として、着陸回数、荷物やホイストの吊り上げ回数、エンジンの運用サイクル(負荷の増減)、特定の部品の取付作業後一定時間内に行う再締付などがあります。
またこれとは別に重要な部品にはエアーワージネスリミテーションといって、個々に使用制限時間やサイクルが決められていて、リミットに到達する前に交換やオーバーホールをします。なので部品毎にもログ管理をしています。
参考までに実機の整備方式について長々と書いてしまいましたが、ラジコンでどこまで整備管理をするかは難しいところですね。
ただ、皆さんが仰っているとおり、「オヤッ?」と思うことがあれば無理はしないことに尽きると思います。

詳細な実機の整備点検を記載頂きありがとうございます。
凄く参考になります。
確かに実機とラジコンでは整備管理の度合いは違うとは思いますが、この認識が大切だと思います。
特に、変わりがないスケールヘリコプターや絶対落としたくない(全部そうだとは思いますが)スケールヘリコプターは実機と同等レベルの整備点検を意識しても良いと思います。
当工房のお客さんで、飛ばした後は毎回、入念に掃除をしながら、磨きながら各部の点検をされてます。
そういった思い入れの気持ちも凄く大切だと思います。
変わりがないスケールヘリ、世界に1機のスケールヘリ、思入れがあるスケールヘリ!
全て自分にとっては宝だと思います。
スケールヘリコプターは実機のスモールRC模型です。
そういった意味でも実機整備と同じ意識であっても良いと思います。

Y.Dさん

BLOG用20240124-4

どんな状態になったら部品として駄目なのか?
どんな組み付け方がだめなのか?
情報や知識がないとわかりませんよね。
そんな意味でも仲間やクラブの存在って大切だと思います

そうなんです。どのような状態になったら部品として駄目なのか!
どんな組付け方がダメなのか!
その知識や情報が欲しいですよね。
ただ、機体によって様々ですしスケールボディの組込も機体とボディによっても全て違いますので伝えるには難しいかも・・・
だからこそ相談が出来る人や情報共有出来る相手また指導してくれる相手がいるクラブの存在は大切だと思います。
機体の「ここを点検!ここに気を付ける!」という本を出したいですね。
でも、こういう記事を書くとハジメファクトリー無料相談窓口へ相談が増えます(^^;

以上、皆さんから頂いたコメントを紹介しました。

香港のB.Cさんからコメントを頂いたようにスケールヘリの場合、発見するのは困難でありトラブルは突然やってきます。
しかし、少しでも不幸なトラブルに合わない為にも、大切な事はスケールヘリを可愛がるという事だと思います。
飛ばした後は磨いてやる、飛ばした後は掃除しながら点検する。
そして、毎回、ホバリングに集中し、いつもと違う操作感や音や挙動に気を付けると言う事だと思います。

実機とスケールヘリコプターは同じ地上から上空へ飛ぶ。
実機とスケールヘリコプターは同じです(^^)

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